恋のゆくえ ファビュラス・ベイカー・ボーイズ          |  
  
1989年  アメリカ 音楽・ロマンス
  
<監督>スティーヴ・クローヴス 
<キャスト>ミシェル・ファイファー  ,   ジェフ・ブリッジス  ,   ボー・ブリッジス  ,   ジェニファー・ティリー  ,   ザンダー・バークレイ  
  
<ストーリー> 
兄弟でコンビを組むジャズ・ピアニストのベイカー・ボーイズ(ジェフ・ブリッジス、ボー・ブリッジス)。しかし、彼らも時代から取り残されようとしていた。そんな彼らが心機一転、女性ヴォーカルを加えて、巻き返しを図ろうとする。オーディションの末、やっと見つけた美人ヴォーカリスト(ミシェル・ファイファー)と共に、彼らは再び脚光を浴びるが・・・。
  
<感想> 
何気なく見た映画でしたが、結構掘り出し物だったかも(^^)。
  
運命的な出会い方をした、ジャズ・ピアニストコンビと女性ヴォーカリストの物語です。 
落ちぶれた兄弟ピアニストコンビが美しいヴォーカリストと一緒に仕事をすることになって、再び脚光を浴びるが、同時に、仕事への不満と疑問が噴出してしまう・・・。
  
このヴォーカリストをなんとミシェル・ファイファーが演じています。 
「ヘアスプレー」でも彼女は歌を披露していましたが、元々彼女は、歌がうまかったんですね〜。 
細くて、美しい姿態とともに、美しい歌声をたっぷりと聞かせてくれます。 
負けん気が強そうで、ちょっと蓮っ葉な感じの彼女にぴったりの役でした。 
この映画で彼女は、アカデミー賞では主演女優賞でノミネートされ、GG賞は、見事主演女優賞を獲得しました。
  
そして、兄弟ジャズピアニストを演じるのは、実の兄弟であるジェフ・ブリッジスとボー・ブリッジス。この二人、全く似ていなかったので、映画を見ている時は、本当の兄弟だとは気がつかず、後で調べてびっくりでした(^^)。 
この二人がまたいいんですよね〜。 
マネージメントをする兄と、才能に生きたい弟のぶつかり合い。この二人の気持ちがそれぞれよく分かるので、切ない思いを感じました。 
最後の兄弟ふたりのシーンも、とてもいいです。大人の映画ですね(^^)。
  
ちなみに、監督のスティーヴ・クローヴスは、映画「ハリー・ポッター」シリーズの脚本をずっと書かれています。(2008,12,21)
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