ジャージの二人          |  
  
2008年 日本 コメディー    
  
<監督>中村義洋 
<キャスト>堺雅人 ,   鮎川誠 ,   ダンカン ,   大楠道代 
  
<ストーリー> 
ある夏の日、32歳の息子(堺雅人)は、父親(鮎川誠)と、軽井沢の別荘に向かう。息子も父も、仕事や私生活が、どうもうまくいっていないらしい。東京に比べてやけに涼しい軽井沢。父親は、奥から段ボールを出してきて、その中のジャージを着始める・・・。
  
<感想> 
別荘で過ごす夏の日を、淡々と描いています。
   
この雰囲気、どっかで知っているような・・・。 
そうそう、先日読んだ長嶋有さんの「ねたあとに」とよく似てるなぁ〜〜〜。 
と思いつつ見ていたら、何と、原作は、その長嶋有さんの小説「ジャージの二人」した。やっぱりね(^^)。
  
別荘に行って、掃除をして、料理を作って・・・そして後はなんにもしない。 
犬の散歩に行ったり、ご近所さんとの交流があったり、イノシシと遭遇したり、道に迷ったり・・・。そんなことだけ。 
これぞ休日っていう日々です。
  
「ねたあとに」を読んだときも、何も起こらないこの小説の、いったいどこが面白いんだろう??と思いつつ読んだのですが、でも、何故かはまってしまいました。 
この映画も、その感じです。 
何かと慌ただしくて、分単位、秒単位で物を考える癖が付いた生活していると、こんな感じの、俗世間から切り離された生活、してみたくなります。
  
父親役の俳優さん、素人っぽいなぁと思ったら、シーナ&ロケッツの鮎川誠さんなんですね。・・・知らないけど(^^;。 
木訥とした感じが良かったですが、ちゃんとした俳優さんでも良かったのでは・・・??
  
ご近所の奥さんを演じた大楠道代さんが、とってもよかったです(^^)。(2009,10,05)
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