スノーホワイト 氷の王国         |  
  
2016年 アメリカ (THE HUNTSMAN WINTER'S WAR) 
アクション・アドベンチャー    
  
<監督>セドリック・ニコラス=トロイアン 
<キャスト>クリス・ヘムズワース	,  シャーリーズ・セロン	,  エミリー・ブラント	,  ニック・フロスト	,  サム・クラフリン	,  ジェシカ・チャステイン	,  ソフィー・クックソン 
  
<ストーリー> 
スノーホワイトによって滅ぼされた邪悪な女王ラヴェンナ(シャーリーズ・セロン)の妹フレイヤ(エミリー・ブラント)は、愛を信じない氷の女王だった。彼女に捕らえられた子ども達は、成長して立派な戦士になったが、そのうちの二人、エリック(クリス・ヘムズワース)とサラ(ジェシカ・チャステイン)は、掟を破って、恋に落ちてしまう・・・。
  
<感想> 
前作「スノーホワイト」の時代を挟んだ前後の時代の物語です。 
「スノーホワイ」が面白かったので見に行きましたが、イマイチだった予告編そのまま、本編もイマイチでした・・・(^_^;。
  
ストーリーが、ちっとも面白くないのです。 
氷の王国の女王が今回のメインの悪役なのですが、悲しみで裏打ちされた恐ろしさなのに(なので?)、迫力が足りません。 
エリックたちの恋物語も、薄っぺらな感じで、なんだかなぁ・・・という感じで、盛り上がりに欠けました。
  
終盤になってラヴェンナが再登場すると、一転、一気に面白くなりました。 
やはり、彼女の強い個性と、演じているシャーリーズの“邪悪な”演技力は、すごいんだなと再認識しました。
  
氷の女王を演じているエミリー・ブラントは、好きな女優さんの一人なのですが、今回の役は、シャーリーズと比較されてしまうところが痛いですし、ミスキャストだったかも。
  
また、面白くなかったもう一つの原因は、語られることの多い”スノーホワイト”=白雪姫が今回は、全く登場しなかったことでしょう。 
”スノーホワイト”と言う言葉を聞く度に、前回演じたクリステン・スチュワートを思い浮かべてしまいました(^_^;。
  
主演のクリス・ヘムズワースは、相変わらずタフで魅力的でしたが、彼一人の魅力だけでは、いかんともしがたい、残念な映画でした。
  
ただ、映像は、前作同様、美しくて、見応えありました。(2016,05,19)
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