ザ・ライト エクソシストの真実          |  
  
2011年 アメリカ (THE RITE) 
ホラー・スリラー    
  
<監督>ミカエル・ハフストローム 
<キャスト>アンソニー・ホプキンス,  コリン・オドナヒュー,  アリシー・ブラガ,  ルトガー・ハウアー,  クリス・マークエット,  キアラン・ハインズ	
  
<ストーリー> 
葬儀屋の息子、マイケル(コリン・オドナヒュー)は、神学校に進み、卒業目前だが、自分の信仰心に自信が持てず、司祭への道を諦めようとする。そんな時、恩師から、ローマで、エクソシストの講座を受けるように、進言される・・・。
  
<感想> 
今も実際に行われている、悪魔祓い=エクソシストの話です。 
バチカンには、エクソシスト養成講座があり、また、イタリアでは、悪魔祓いを必要とする人が急増しているとか・・・。 
神を信じる人は、必然的に、悪魔の存在も、信じているわけで、エクソシストの存在は、至極当然のことなのでしょう。
  
これらの怖ろしい出来事は、悪魔の仕業なのか、それとも、精神疾患なのか。 
宗教か、科学か・・・。 
これは、キリスト教圏では、永遠の問題なのでしょう。
  
私には、やっぱり、精神疾患のように見えました。 
多重人格者は、しゃべれないはずの外国語をしゃべったりするそうですしね。
  
それにしても、病院に神父が呼ばれて、儀式をするって、本当にあるんだろうか?? 
そうなると、なんだかカウンセラーみたいにも思えてきます(^^)。
  
それに、信仰心を失いかけている学生に、エクソシストをさせるって、無茶じゃないかしら。 
悪魔に簡単に、つけいれられそうな気がします。 
あ、でも、悪魔にとっては、信仰心がない人の方が、自分を全否定されるわけで、怖いのかな?! 
そう思うと、信仰心が篤ければ篤いほど、悪魔に魅入られるというわけで、この映画の流れも、うなずけますね。
  
作品としては、「エクソシスト」のような派手さはなく、それほど怖くありませんでした。 
聖書を知らないと、分からないことも多く、きっと、この映画の本当の怖さを、理解できていないのだと思われます。
  
信じる者は、救われる=信じない者は、怖くない・・・!?(^^)。
  
私は、こういう超常的な話、否定的ですが、 
でも、存在したとしても、私の所には来ないでね、悪魔さん。やっぱり怖いから・・・(^^;。(2012,05,13)
 
  
題名のライト(rite)とは、”儀式”という意味。
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