小さな命が呼ぶとき           |  
  
2010年 アメリカ(EXTRAORDINARY MEASURES) 
 
  
<監督>トム・ヴォーン 
<キャスト>ブレンダン・フレイザー ,   ハリソン・フォード ,   ケリー・ラッセル ,   アラン・ラック  
  
<ストーリー> 
ジョン・クラウリー夫妻(ブレンダン・フレイザー、ケリー・ラッセル)の子供3人のうち二人は、平均寿命が9年という難病、ポンペ病に罹っていた。治療薬はまだなく、子供たちに残された時間は少ない。ジョンは、ポンペ病研究の第一人者・ロバート・ストーンヒル博士(ハリソン・フォード)に、協力を要請するが・・・。
  
<感想> 
難病の子供のために、奮闘する両親を描いた、実話に基づいた映画だそうです。
  
3人の子供のうち、二人までもがポンペ病という難病にかかっているなんて、どんなに大変なことでしょう。 
治療費はもちろん精神的にも、親の苦労や心配や悲しみは、はかりしれません。
  
しかも、協力を要請するのは、偏屈な研究者(^^;。 
そして、子供たちに残された時間は、あとほんのわずかだけ・・・。
  
でも、親の愛情って、強いですね〜。 
というか、親でなければ、ここまで頑張れないのではないでしょうかね。
  
こういうのを見ると、1992年の映画「ロレンツォのオイル」を思い出します。 
あの映画は、私が今まで見た映画の中でも、屈指の号泣映画でした。
  
今回のこの映画も、あんまり泣くのは辛いなぁと思いつつ、映画館に行ってきました。
  
主演は、ブレンダン・フレイザー。 
子供たちのために、いてもたってもいられなくて、ポンペ病の第一人者の博士の元に直談判をする熱血お父さん役です。 
好演でしたが、彼、元々がっしりした体格でしたが、中年になって、ものすごく巨大化してしまいましたねーーー(^^;。 
それが気になって気になって・・・・(^^;。 
もうちょっとどうにかしないとダメですよ、彼も・・・(^^;。
  
また、子役ちゃんが、かわいいんですよ〜(^^)。 
彼女たちを見ていると、こんなに愛らしい子たちが死んでしまうなんて、もし、親だったら、耐えられないだろうなというのが、よく分かりました。
  
偏屈な医師役は、なんと、ハリソン・フォード。 
彼も、さすがに、アクションは、辛くなってきたので、これからは、こういう役も、いいかも。
  
そんなにたくさん泣かされるシーンはありませんでしたが、 
親の愛の深さが感じられ、感動できる映画でした。(2010,07,28)
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