旅するジーンズと16歳の夏           |  
  
2005年 アメリカ アドベンチャー・コメディー・ロマンス    
  
<監督>ケン・クワピス  
<キャスト>アンバー・タンブリン  ,   アレクシス・ブレーデル  ,   アメリカ・フェレーラ  ,   ブレイク・ライヴリー    ,   ナンシー・トラヴィス   ,   レイチェル・ティコティン   ,   マイク・ヴォーゲル 
  
<ストーリー> 
生まれる前からずっと一緒だった親友の4人組、ティビー(アンバー・タンブリン)、リーナ(アレクシス・ブレーデル)、カルメン(アメリカ・フェレーラ)、ブリジット(ブレイク・ライヴリー)は、16歳の夏、初めてばらばらに過ごすことになった。旅行の買い物に出かけた4人は、体型の違う4人に何故かピッタリ合うジーンズを見つけて、夏休みの間、そのジーンズを着回すことに決める・・・。
  
<感想> 
予告編を見たときは、ただの青春ファンタジー映画かと思っていたのですが、見てみると、実は、青春感動映画で、ずいぶん泣いてしまいました。
  
生まれる前・・・お母さんのお腹の中にいるときから、ずっと一緒の仲良し4人組。 
性格も、体型も全く違う彼女たちなのに、うれしいときも、悲しいときも、一緒に感情を共有出来るなんて、そう、この16歳ぐらいまでなのかもしれないですね〜。 
これ以降は、彼氏が出来たりして、結構ばらばらになっちゃったりね、するんですよね〜。
  
彼女たちの16歳の夏の過ごし方は、みんなばらばらで、ギリシャの親戚の家に行ったり、サッカーの合宿に行ったり、母親と離婚した父の家に遊びに行ったり、アルバイトをしながらドキュメンタリー映画を撮ったり・・・。 
そんな4人が、1本のジーンズを着回しながら色々な体験を積み重ねて、大人にちょっとだけ近づいてゆくお話です。
  
4人の夏休みが結構早い切り替えで、次々と映されてゆくのですが、4人の個性が強いせいか、それぞれのエピソードが印象的なせいなのか、メリハリがあって、とても分かりやすい映画になっています。
  
甘いだけの青春ラブストーリーではなく、ちょっとだけ人生を考えさせられるような話になっているので、後半は、知らず知らずのうちに、泣いてしまいました。 
見終わったときには、とても気持ちよくて、すごくポジティブ思考になる、いい映画です。 
元気なときはもちろん、ちょっと暗めな気分の時に見ると、すっきり、明るい気分にチェンジできるかもしれませんよ〜。(2006,12,13)
 
 
  
続編  「旅するジーンズと19歳の旅立ち」
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