トラ・トラ・トラ!            |  
  
1970年 アメリカ・日本 
アクション・アドベンチャー
  
<監督>
リチャード・フライシャー,  舛田利雄,  深作欣二
 
<キャスト>
マーティン・バルサム,  山村聡,  ジョセフ・コットン,  田村高廣
  
<ストーリー> 
1941年12月8日未明、ハワイの真珠湾を日本が急襲した。その前後の日米双方の対応と出来事を、日米合作オールスター・キャストで映画化した超大作。
  
<感想> 
題名だけは、知っていましたが、なかなか見る機会がなく、今回、やっと見ることが出来ました。
  
戦争映画ということで、あまり、興味がなく、映画について知らない事も多かったのですが、見てよかったです。 
日米合作の超大作で、両国から一流のキャスト、スタッフが参加しています。 
内容は、日米どちらの側にも偏っていないので、憤ることなく?!、安心して見ていられます。
  
何となく、真珠湾というと、”奇襲”のイメージがあり、ちょっと後ろめたい気分にさせられるのですが、 
この映画は、その辺りの日米双方の事情が、しっかりと描かれているところもいいんですよね〜。
  
日本人と、アメリカ人の気質も、うまく描写されているし、 
その当時の、日本の追い詰められた状況も、きちんと描かれていて、これは、一見の価値が十分ある映画だと思います(^^)。
  
堅苦しいばかりではなく、この映画のすごいところは、クライマックスの爆撃のシーンの大迫力。 
もう、圧倒されました。 
今のように、CGのない時代に、この映像。 
いったいどれだけの物を作り、壊したのか・・・(^^;。 
あのシーンのあの人、大丈夫だったのかなぁ?とか、余計な心配もしてしまうほどです(^^)。
  
日本人キャストは、重厚で理性的な山村聡をはじめ、当時のオールスター。 
初代水戸黄門の東野英治朗も出ていて、おぉーー!とか思いつつ見ました。 
日本公開バージョンには、渥美清も出ているとか。
  
監督に関しては、黒澤明降板問題などもあって、これはこれで、面白かったので、興味のある方は、wikiで調べてみてください。(2011,08,20)
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