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逃走車          |  
  
2013年 アメリカ・南アフリカ (VEHICLE 19) 
アクション・スリラー    
  
<監督>ムクンダ・マイケル・デュウィル 
<キャスト>ポール・ウォーカー 
  
<ストーリー> 
別れた妻に会うために、ヨハネスブルグにやってきたマイケル(ポール・ウォーカー)だが、予約していたレンタカーとは違う車が用意されてあった。しかし、急ぐ彼は、そのまま、その車に乗り込むが、その後、次々に災難に見舞われることになる・・・。
  
<感想> 
2013年11月30日に、自動車事故で亡くなったポール・ウォーカー主演作です。
  
この作品で彼は、主演だけではなく、製作総指揮も、兼任してるので、やっぱり、とことん車が好きだったんだなと思われます。 
でも、そんな彼が、友人の運転だったとは言え、スピードの出し過ぎでの自動車事故で亡くなってしまうなんて、皮肉なことですし、本当に、もったいないです。 
彼を偲びながら、鑑賞しました。
  
ストーリーは、ある事情を抱えた男が、妻に会うために、慣れない街を車で移動中、思いもかけないトラブルに巻き込まれ、絶体絶命の状況に陥るという話です。 
ほとんどが車中での映像だけで、話が進んでいきます。 
その状況が、無理なく納得出来るのが、彼が、旅行者で、よく知らない街をレンタカーで移動しているという設定だからでしょう。
  
ただ、いかにイケメンのポールが主役とは言え、場面の転換も少なく、顔のアップばかりが続くので、途中でちょっと飽きてしまいました。 
それに、妻との約束が、どんどん破られていくのも、イラつきます。 
物事をよく考えて行動しないから、こんな状況になってしまうわけだし、それを責められると、今度は言い訳ばかり、これでは、自業自得だと言われても仕方がないですねーーー。
  
そんなこんなで、絶体絶命の彼でしたが、ラストは、意外な結末で締めくくられて、やれやれという感じでした。 
ただ、全体に、なんのひねりもないので、あっなけかったです。
  
舞台が、ヨハネスブルグなので、街の様子などは、アメリカや、ヨーロッパの風景とは、ひと味違って、面白かったです。
  
主演の、ポール・ウォーカーですが、いい男過ぎるところが、この映画には、ちょっと合ってなかったように思いました。 
たとえば、マーク・ウォルバーグのように、疲れた駄目男的な俳優の方が、似合う映画なのではないでしょうか。(2014,04,12)
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