美女と野獣            |  
  
2014年 フランス・ドイツ (BEAUTY AND THE BEAST) 
ファンタジー・ロマンス    
  
<監督>クリストフ・ガンズ 
<キャスト>ヴァンサン・カッセル	,  	レア・セドゥ	,  	アンドレ・デュソリエ	,  	ジョナサン・ドマルジェ	
  
<ストーリー> 
輸送船の遭難によって、全ての財産を失った商人一家の父親は、街に出かけた帰り道に吹雪に襲われ、森の中の古城に逃げ込むが、そこには、おそろしい怪物がいた・・・。
  
<感想> 
ディズニー映画でお馴染みの話ですが、原作は、1740年に、フランスの作家が書いた作品だそうです。 
私は、ディズニーのイメージが強かったので、どうしてフランスで、実写版を作ったのかと不思議でしたが、そういうことだったんですね。
  
野獣と出会うまでの経緯なども詳しく描かれていて、きっと。ディズニーの作品よりも、原作に忠実に描かれているのでしょう。 
大人が見ても、十分見応えがあって、面白い作品でした・・・というか、大人向けですかね、これは。
  
ディズニーのように、ローソクや食器がしゃべったりはしませんが、その代わり、かわいらしい動物が出てきます。 
そして、物語は、過去の出来事と、現在の状況が交差しながら話が進んでゆきます。 
どうして王子があのような姿になったのか。 
そして、どうしたら、元の姿に戻れるのか。 
それに、ラスト近くには、大きな○○なんかが出てきて意外だったし、なかなか面白く、CGも見事でした。
  
建物や、ベルの衣装も、驚くほどゴージャスで、うっとりするほどの見応えがありました。 
唯一つ残念だったのが、肝心の野獣のメイク。 
なんだか顔が平面っぽくって、あれだけは、ちょっとがっかりでしたーーー(^_^;。 
まあ、見慣れれば、そんなに違和感もなくなってくるのですが、他の部分が完璧だっただけに、わたし的には残念でした。 
もしかすると、国や文化の違いで、野獣のイメージも違ってくるのかなと思ったりしましたが、どうなんでしょう。
  
ベル役のレア・セドゥは、特別な美人というわけではないですが、気が強そうで、庶民的な顔が、お気に入りです。 
以前見た、彼女主演作の「マリー・アントワネットに別れをつげて」も、コスプレものでよかったです。 
彼女、こういうのが、よく似合うんですよね。 
ヴァンサン・カッセルは、今回も、ステキでした〜(*^o^*)。(2014,11,08)
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