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フレンジー          |  
  
1972年 イギリス・アメリカ (FRENZY) 
犯罪・スリラー
  
<監督>アルフレッド・ヒッチコック 
<キャスト>
ジョン・フィンチ,  バリー・フォスター
  
<ストーリー> 
ロンドンで、ネクタイを使った、女性連続殺人事件が発生した。結婚相談所の女社長も、殺害され、直前に彼女と会っていた元夫のリチャード(ジョン・フィンチ)が、犯人と断定され、逮捕されるが・・・。
  
<感想> 
ヒッチコック、晩年の作品です。 
ネクタイを使った猟奇殺人事件の作品で、Amazonで検索してみると、アダルト作品になってました(^^;。 
確かに、殺人のシーンは、衝撃的かつ、エロチックでしたけど(^^)。
  
身に覚えのない殺人の罪を着せられる男の話で、 
彼自身、疑われてもしょうがないような行動を、たまたまではあるものの、取っていた事が、不幸でした。 
でも、こんな偶然が重なってしまうなんて、本当に不運。 
もし自分だったら・・・と思うと、ぞっとしてしまいます。
  
真犯人側にも、トラブル発生!で、こちらの方も、ドキドキさせられました。
  
事件を担当する刑事の奥様が、奇妙きてれつ?!なフランス料理を作って登場しますが、 
敏腕刑事も、奥様には、からきし弱いらしく、二人のやりとりが面白くて、笑えます。
  
映像や、カメラは、いかにも、ヒッチコックらしい、面白い撮り方をしています。 
この作品は、彼が、73歳の時の作品で、監督作品として、最後から2番目なのですが、 
最後まで、彼らしい映画を撮り続けていたというのが、すばらしいですね〜(^^)。
  
今見ると、少々大仰なところが、ちょっと笑えますが、それでも、やっぱりさすがヒッチコック、面白かったです。(2011,05,08)
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