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１９７４年　アメリカ　コメディー

＜監督＞ビリー・ワイルダー
＜キャスト＞ジャック・レモン , ウォルター・マッソー , スーザン・サランドン

＜ストーリー＞
1929年6月6日。シカゴの裁判所内にある記者クラブの一室からは、明日行われるウィリアムズの死刑執行のための準備の様子がよく見えていた。地元新聞社の編集長、バーンズ（ウォルター・マッソー）は、その死刑の模様をヒルディ（ジャック・レモン）に取材させようとしていたが、肝心のヒルディは、恋人（スーザン・サランドン）との新婚旅行に出るために、新聞記者をやめると言い出す。そんな時、ウィリアムズが脱走した・・・。

＜感想＞
ビリー・ワイルダー監督＆ジャック・レモンのコンビ作品です。

メインが、ある男の死刑執行に関する話なのに、じめっとしたところがなく、あっけらかんとしているのが、この映画の魅力でしょうか。
コメディー映画なので、クスクス笑えるのですが、そんな中にも、ハラハラ感のある映画で、楽しめました。古い映画なので、出動するパトカーが、ビュンビュン飛ばす所なんかも、なんだか現実離れしていて、面白く感じました。

出演は、ジャック・レモンの他、ジャックの上司にウォルター・マッソー。ジャックの恋人になんとスーザン・サランドン。美人ですね～～。そして、売春婦のモリー役で「アニー」で孤児院の院長をしていたキャロル・バーネットも出ています。

ラストに、彼らのその後が紹介されますが、その意外性も、面白かったです。最後まで、きちんと面白いドタバタ喜劇でした。

古い映画なので、Amazonでは、DVDはもちろん、ビデオも検索できませんでした。見るとしたら、TVの放映を見るしかないのかもしれません。(2008,09,30)

☆ビリー・ワイルダー監督作品☆

1963年　　「あなただけ今晩は」
1959年　　「お熱いのがお好き」