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ハーフ・ア・チャンス           |  
  
1998年 フランス アクション・アドベンチャー・コメディー
  
<監督>パトリス・ルコント  
<キャスト>アラン・ドロン   ,   ジャン=ポール・ベルモンド   ,   ヴァネッサ・パラディ   
  
<ストーリー> 
車泥棒で何回も捕まっているアリス(ヴァネッサ・パラディ)。拘留中に母親が亡くなり、出所の時に、アリスに母親の遺言テープが渡される。そこには、アリスの父親の可能性のある2人の男性の名前が吹き込まれていた・・・。
  
<感想> 
アラン・ドロンの映画引退作品です。監督は、なんとパトリス・ルコント。共演は、ヴァネッサ・パラディ。そして、もう一人の老紳士は誰?と思ったら、ジャン=ポール・ベルモンドでした。まあ、びっくり!!私でも、名前だけは、知っている名俳優です。
  
一人の娘を巡って、二人の男が、自分こそ父親だと名乗りを上げ、あの手この手で、娘の気を惹こうとします。そして、一方では、大がかりなギャングの麻薬取引が行われている・・・。そんな二つの話が並行して進んでゆきます。 
いったい何処で、二つの話が交差するのか??!
  
前半は、金持ちで、暇をもてあました老紳士二人が、突然登場した娘に翻弄されるドタバタで、後半は、ハリウッド張りのアクション映画になっていて、ちょっとびっくり(^^)。しかも、この時63歳のアラン・ドロンと、65歳のジャン=ポールベルモンドのアクションですからね〜。うれしいやらハラハラするやら、見ている方も色々大変でした。
  
すっかり歳を取ったアラン・ドロンですが、彼は元々、顔の造形が綺麗なだけあって、年をとっても美しいです。たまに、宇津井健みたいでしたけど〜(^^)。ジャンの方は、映画を見ているときは、この人誰?と思っていたので、その点、ちゃんと予習してから観た方が良かったですね。出来れば、二人の共演作「ボルサリーノ」も見ていた方が、そのパロディーなんかも見つけることが出来たのかもしれません。
  
ポール・ニューマンも、高齢にもかかわらず、たまに映画に顔を出して、楽しそうに演技をしていたりするので、アラン・ドロンも、出来れば、ちょこちょこで、出てきて欲しいものです。
  
二人の娘役は、ジョニー・デップのパートナーのヴァネッサ・パラディ。この映画で気がつきましたが、彼女って、前歯の間が空いてるんですね〜。なんだかそれがすごくチャーミングというか、気になりました(^^)。
  
何しろ年配俳優好きの私としては、新しくリストにアラン・ドロンも加えることが出来て、うれしい映画でございました(^^)。(2007,01,09)
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