パーティ★モンスター          |  
  
2003年 アメリカ コメディー・犯罪    
  
<監督>フェントン・ベイリー 
<キャスト>マコーレー・カルキン ,   セス・グリーン ,   クロエ・セヴィニー ,   ナターシャ・リオン 
  
<ストーリー> 
80年代から90年代初頭にかけてのニューヨーク。クラブ界は絶頂期を迎えていた。そんな頃、いじめられっ子だったマイケル・アリグ(マコーレー・カルキン)は、ジェイムズ・セント・ジェイムズ(セス・グリーン)と出会い、クラブデビューする。そして、奇抜なアイディアを次々に出して、パーティーを開催し、一躍時代の寵児となるが・・・。
  
<感想> 
この時代、こんな事がアメリカでは流行っていたんですか〜、知りませんでした。 
彼らはクラブキッズと呼ばれ、ニューヨークの街で大騒ぎ、そしてTVにも出たりと、センセーショナルな存在だったらしいです。 
もちろん、クラブでは、酒はもちろん、クスリやドラッグ、そして麻薬(これらの違いがよく分からないけど(^^;)が日常的に使われていたわけで、とっても退廃的な様相を呈しています。 
その上、「エッチ・パーティ」「億万長者ダンスパーティ」「トラックで踊ろう」そして、ドーナツショップで突然始まるパーティーなどなど、奇抜なアイディアを次々に出して、若者を熱狂させ、大人の眉をしかめさせたのでした。 
そして、ある事件が起こります・・・。
  
映画の冒頭に、ジェイムズ・セント・ジェイムズが本を出版し、インタビューを受けているシーンがあるのですが、あの本が、この映画の原作になっています。ということで、マイケル・アリグは実在の人物、そして、この映画に描かれていたことも実話だというのですから、すごい時代だったんですねーーー(^^;。
  
マイケル・アリグ役は「リッチー・リッチ」以来9年ぶりの映画復帰を果たしたマコーレー・カルキン。彼も、「ホームアローン」でブレイクし、人気者になったものの、それ以降、金銭問題や、離婚、そしてマリファナ所持で逮捕されたりと、波乱の人生を送っていて、映画でも、このような役とは、なんだか皮肉です。映画の中でも、派手なメイクに奇抜な服装をして、いっちゃってました(^^)。 
ジェイムズ・セント・ジェイムズ役は、セス・グリーン。さすがにこういう役は、お手の物。ちょっと硬さを感じたカルキン君よりも、うまさが際だちました。(2008,04,01)
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