レディ・バード           |  
  
2017年 アメリカ (LADY BIRD) 
コメディー    
  
<監督>グレタ・ガーウィグ 
<キャスト>シアーシャ・ローナン,   ローリー・メトカーフ,  ティモテ・シャラメ,  ルーカス・ヘッジズ,  ダニエル・ゾヴァット
  
<ストーリー> 
アメリカ。サクラメントという田舎町に住む高校生クリスティン(シアーシャ・ローナン)は、母親(ローリー・メトカーフ)にも、学校にも反発して、自分の名前も”レディ・バード”と呼ぶようにと、周りに宣言していた。そんな彼女に、ボーイフレンドが出来る・・・。
  
<感想> 
田舎町に住む活発な女子高校生の物語です。
  
何かと五月蠅いことを言う母親には、ことごとく反発する彼女。 
大学進学についても、激しく対立する・・・。
  
私もかつて女子高生だったので、彼女の気持ちがよ〜〜く分かりました。 
特に母親とは同性であるだけに、いやな面が透けて見えて、何を言われてもイラつくんですよね。 
でも、この母子、ケンカばかりしているようで、案外仲がいいところもあるように見えました。 
本当に仲が悪かったら、一緒に買い物に行ったりしないですから。 
お財布を握っているのが母親だから仕方なくって所もあるかもですが。
  
何しろ冒頭の走る車からの逃亡?!が、インパクトが大きいです。 
映画の紹介で何回も見たシーンですが、こんなに早くこのシーンが来る事に驚きました。 
おかげで、その後彼女は、ギブス姿に(^_^)。 
このシーンで、母子の確執の大きさがよく分かり、ぐっと映画に入り込めました。
  
この映画では、何でもかんでも口げんかに発展してしまう母子を描いていますが、反発しすぎて会話がなくなるよりもずっといいなと思いました。
  
主演のシアーシャ・ローナンは、この演技で、3度目のアカデミー賞ノミネートを果たしました。 
素晴らしい!! 
これからも、素敵な作品を期待しています。(2020,04,05)
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