ラブリーボーン            |  
  
2009年 アメリカ・イギリス・ニュージーランド ファンタジー・スリラー    
  
<監督>ピーター・ジャクソン 
<キャスト>マーク・ウォールバーグ ,   レイチェル・ワイズ ,   スーザン・サランドン ,   スタンリー・トゥッチ ,   シアーシャ・ローナン ,  トーマス・マッカーシー
  
<ストーリー> 
家族と幸せな生活を送っていた14歳のスージー・サーモン(シアーシャ・ローナン)は、ある冬の日、殺されてしまう。そして、天国への入り口へと向かうのだが、娘を失った両親(マーク・ウォールバーグ、レイチェル・ワイズ)には、溝が出来て、家族がばらばらになってしまう。そんな家族の様子を知ったスージーは、家族のことが心配でならない・・・。
  
<感想> 
涙涙の映画鑑賞でした(TT)。
  
無惨にも、殺されてしまったスージー。 
でも、彼女には、その事が、理解できず、 
その心は、家族の元へ、そして、叶えることの出来なかった初デートの相手の元へ・・・。 
あまりにも、短く、そして、理不尽に、終わってしまった彼女の命が、悲しくて涙・・・(TT)。
  
スージーに何が起こったのか、知るよしもない家族の団らん。 
そして、不穏なものを感じ始める両親。 
もう2度と彼女に会えないかもしれないという家族の悲しい思いに涙・・・(TT)。
  
実際には、とても重苦しい内容の映画なのですが、 
美しいファンタジックな映像で描かれていて、 
悲しい話も、心癒されました。
  
もちろん、無惨なシーンも、悲しいシーンもあります。 
でも、スージーが、家族を思う気持ちや、家族が、彼女のことを思い出す気持ちに、慰められます。
  
死んでしまっても、愛する者のことは、決して忘れない。 
みんなのことを守ってあげる・・・。 
そんな優しい気持ちが伝わってくる映画でした。
  
終盤は、ちょっと歯がゆかったりするところもあるのですが、あれが現実かな。 
でも、彼女のためには、これでよかったんだ・・・と思える所もありました。
  
スージー役のシアーシャ・ローナンが、どのシーンも、とってもキュート。 
蒼い目も素敵です(^^)。
  
犯人役のスタンリー・トゥッチは、いつもと違って、怖〜〜い(TT)。
  
終わったときには、泣き疲れて、すぐには立ち上がれませんでした(^^;。 
エンドロールが、異常に長くて、助かったわ(^^)。(2010,01,29)
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