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私のように美しい娘          |  
  
1972年 フランス コメディー
  
<監督>フランソワ・トリュフォー  
<キャスト>ベルナデット・ラフォン   ,   アンドレ・デュソリエ   
  
<ストーリー> 
出版予定になっていた「犯罪女性」という論文は、とうとう発表されることはなかった。それは何故なのか?その著者である社会学者のスタニスラフ(アンドレ・デュソリエ)は、ちょうど一年前、論文執筆のために、服役中の悪女、カミーユ・ブリス(ベルナデット・ラフォン)を取材したのだが・・・。
  
<感想> 
出版予定だった本が、何故出版できなかったのか・・・?その謎を解き明かしてゆくストーリーです。 
それにしても、「犯罪女性」などという本を、出版予定に載っていた段階から心待ちにしている読者って、いったいどんな人なのでしょう??(^^)。
  
スタニスラフが刑務所に取材のために赴くと、看守が、他に面白そうな取材対象者を次々と挙げてゆくのが、まず、ツボでした(^^)。そんなに彼女と会わせるのがいやなのか?? 
でも、あとから考えると、彼らは、何かを予感していたのかもしれませんねぇ。 
スタニスラフは、それらを全て断って、目的の女性に面会するのですが、なるほど、彼女に会いたかったのかと納得できる、いかにもな女性が登場してきます。 
そして、まずは、彼女の、生い立ちから、取材を始めるスタニスラフだったのですが・・・。
  
何とも自由奔放な悪女ぶりが描かれた、天晴れな映画でした。 
そして、その悪女を演じるのがベルナデット・ラフォン。ミニスカートと、ハイヒール姿で、次々と男を手玉にとって、悪事をはたらくその姿、なんと、あっけらかんとしていることでしょう。
  
そして、ラスト・・・。おお、そう来ましたか!(^^)。お見事!!(2006,11,07)
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