この先は辛い写真になるかも判りませんから

見ないほうが良いと思われたら見ないで下さい

07/12/27 早朝骨折の電話 8:30 携帯に写真の送付 レントゲンは後から送ってくれた
 18:31 レントゲンの結果手術をお願いした 術後立ち上がった
マーから離したが お互いは見える場所 目の眼圧上昇 濁りが出てきた
自分で寝たり起きたりしてしまっている 尿は立ち上がりしているボロも普通食欲はある


術後の先生からのコメント

骨折整復にはプレートと骨髄ピン
ギプス固定
トーマススプリントを使用

規律は当面して欲しくないが自力で立ってしまう
歩行はせず駐立ではいてくれる
整復は上手く行ったが
簡潔整復の為感染の問題
プレートおよびスクリューの強度の問題など
多々あるが一ヶ月が最大事
07/12/29
体温39℃ 
食欲あり
ボロは出ている
自力で立つが殆ど寝ている
 
明日ギプス交換
少し緩んだ為
07/12/30
1/1
自力で立ってしまう
ボロ 尿は出ている
フルニキシン(バナミン)がまだ手に入らない
正月で時期が悪い



1/3
起き上がりにくくなっている
食欲はあり
08/1/4
08/1/5 ボロ 尿は出ている 熱も上下している 08/1/6
08/1/7 食事は立って食べている
自力でなく前後のロープで補助して立つ 08/1/8
08/1/9 レントゲンで再骨折発見 バナミン届く 直ぐ打ってもらう
1/8
レントゲンの結果が出たので
状況判断のため
急遽
遠野に10日11日に行く




アンに会うたびに
安楽死の覚悟を持って行くが
アンに会うと
まだまだ頑張りたいと
言っている様に思える
良く食べ 良く甘え 
もっともっとを覚え
新しい知識を吸収している
1/10 アン 良く頑張っているね 婆の気持ちが判っているのね 居る間は思いっきり甘えてね(私の方が甘えた)
何時まで命を延ばせるかは
アンの状態で判断する事は決めて行った 
でもアンに会うと
ノーサイの先生が驚くほど
今日のアンは まるで違う 元気だと
目の輝きが違うと
何回も言って下さった
動いて欲しくないけど
動いて元気な様子を見せる

 結果 この状態で頑張って行きたい
と言う私の言葉を
先生も受けて下さった
まだまだ安楽死には出来ない元気さがあった

最後を覚悟して行くのだが
こちらが思いっきり甘えさせて貰った
アンは 頑張ってくれる

夜も良く食べている 人参は好き りんごはまだ考え中 ギプスの当たる所が 擦れて傷になっている
1/11
目の治療は諦めた
アンの様子から再オペをしない限り
助けようは無い
けれど
再オペは出来る場所ではなくなっていた
ギプスの内部からの
異臭は中の様子を教えてくれている
起こるべくして起こる状況の変化は
想定内である

アンが苦しまなくて
生きようとしている限り
生きる事を助ける事を選んだ
百パーセント近い結果は判っているが
わずかな可能性がある限り
頑張ろうと決めた
先生方も
出来る協力はして下さると
了承して下さった
アンはまだりんごの味を知らない
何?この味 美味しく無いと出してしまう
人参も薄く切って やっと食べられるようになった所だ
人参美味しい もっと頂戴を覚えた
今日は 私を見ると頂戴の催促をするようになった
この間までは頂戴の催促も知らなかった
前足を掻いて頂戴頂戴をする
生きるってこう言う事だと思った
命ある時を
一瞬も無駄にしないで 学んでいる
生きている間は何でも覚えようね
疝痛で死んでも 悔い無いようにと

たらふく食べた

例え義足でも
命が保てればそれは全く良いと思った
体重が問題な大動物だから
それでも可能性はゼロでは無いと

アンが苦しまない限り
先を見て行く事にした
Iさんのアイデアで滑車で身体を起こした アンも要領を覚えて上手く立ち上がる
アンの部屋からマーが見える(今はセキセキ君) 寝る時は自分で 起きる時は滑車で 待っている時は犬座姿勢で座っている
怪我をしたのが
冬場と言う事はアンには助かった
これが夏だったら
傷の感染はもっとすごかったろう
それだけでも少しは助かった
元気で食欲あり 1/14
腰の紐は滑車用 1/15
1/17
1/19 1/21
1/23 1/24
想定内の事である
ギプスを外した時
最初の手術の傷口は綺麗だったので
一瞬ホッとしたと先生は話された
しかし 内側に骨折した骨の一部が飛び出していた
本当に残念だったと話された

臭いやら液の出ていた様子で
綺麗だと思った部分に
また色々問題があると思っていたが
やはりそれは考えが甘いと判ってはいた
アンの動きに支えが耐えられなかったのだろう
痛み止めは良くも悪くも作用する
それも判っていた
開けた時
再手術をしてはもらえないかとお聞きしたが
無理でしょうという事だった
それも無理は承知だった
でも しない以外治す見込みは無い
今回はそのまま閉じたとの事だった

馬でなかったら
小動物だったら 何でも無い事なのに
これが大動物の主命なのだと辛かった
麻酔が覚めたらチェーンを使って又立ち上がれた
1/30 1/31
2/1 2/2
2/3 2/4
2/6
2/7
2/8 良くしていた犬座姿勢 二回目のギプス交換の時再手術を考えて下さった 2/10
 母の病院で行けない メールは今朝も元気です だった 麻酔中 心臓が止まった


アンは最後まで良く食べて 動いて欲しくはなかったが動いて 自分の好きなようにしていた

草食動物の習性から 弱る姿も見せないし 生きるために食べる

でも疝痛もなく 介護していてくださった先生方が アンの生命力はすごいと感心されていた

ここまで頑張れたから再手術をと 思って下さった時には アンの体力は限界が来ていた

もう少し軽かったら 義足でも生きて欲しかった

痛みに対して バナミンは 本当に良く効いてくれた

痛くないわけはない でも本当にそれを感じさせないアンだった

力及ばず助けて上げられなかった

その時 教えて頂いたある曲が その時の私の気持ちを表してくれているような気がした

♪今日の勇気と昨日の痛みを 同じだけ抱きしめたら

あなたの明日に 僕が出来る事 一つくらい見つかるかな♪

アン 生まれて来てくれて有難う

助けてあげられなくて 本当にゴメンネ

眼球の病理診断
岩手大学の結果
 
1.診断名「先天性白内障及び網膜低形成、視神経におけるグリオーシス;Congenital cataract and retinal hypoplasia, gliosis of optic nerve」
 
*その他・備考
 水晶体にて水晶体繊維の崩壊や、液状化、空胞化が認められました。また、網膜にて正常構築の形成がほとんど認められませんでした。視神経において、軸索が観察されませんでした。


虹彩は勿論網様体も低形成で、殆ど構造が認めれなかったとのことです。何れ残念ですが先天性であるということを強調されていました。