

JJは数奇な運命をたどりました
この子の母親は野良でしたが餌を与える老人がいて育っていました
ただ その近所に猫が大嫌いな方がいて
その母猫の産む子達を皆殺していたそうです
親を手術していれば それ以上の殺戮は無かったのかも知れません
でも その餌をあげている老人は手術をする事はしていませんでした
最初にこの子の悲鳴を聞いた時は 近所の方達が助けていました
その時は猫道にガムテープを仕掛けていたらしく
身体中にガムテープが絡まっていたようです
次に近所の方達から助けを求められて行った時
ゴキブリホイホイをくっつけてペッタンペッタン逃げている仔猫と
それを必死に助けようとしている母猫がいました
幸い(?)ホイホイが逃げていく途中で柱と壁とに引っ掛かり
それ以上動けなくなった所を保護しました
母親は仔猫に人間の恐さを教えていたので
その子は押さえているその人の手を噛みながらさらにモグモグ動かしていたと噛まれた本人は言っていました
後で考えると 恐怖で歯が合わない状態だったのかもしれません
仔猫を守ろうと離れなかった母親も保護して母親は避妊手術をしました
仔猫はホイホイを取らなくてはなりませんが ホイホイの吸着力はさすがにすごいもので
かろうじて 肛門と尿の出口は塞がっていませんでしたが毛が生えて来るまで
取り除く事は出来ませんでした
徐々に取るにも この子は恐怖で身体が硬直してしまい がたがた震えてしまいます
その為にもなるべくストレスをかけないよう まとめていじっては 後は知らん振りをしていました
幸い 猫同士は全く怖がらず 皆と仲良しでしたので
私が部屋に入らなければ 自由に飛び回っていました(^_^)