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獣医師広報板のキャラクター:ココロちゃんイヌの目薬の点し方&薬を飲ませ方
文章:りんママ
初出:2006/01/14
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ペットの健康管理(イヌ編)

病気・ケガの治療などで、獣医師の指導でお薬を飲ませたり、目薬を点したりケアが必要になった場合、日頃から体のどの部分を触っても嫌がらないように慣れさせておくとケアが楽になります。毎日体に触れることで、健康状態のチェックも出来ますし、信頼関係を深める事にも繋がります。ただし、嫌がることを無理矢理行うのではなく、最初は徐々に体を触れさせることに慣れさせて下さい。決して押さえ込んだり、無理強いをしないようにしてください。ご褒美に好きな食べ物などを利用してもよいでしょう。
イヌの目薬の点し方と口の開けさせ方ご参考。 

1.イヌの目薬の点し方
犬の目薬の点し方
動物を台などの上に置き、背中側に立ち左手(聞き手の反対の手)を動物のあごの下に入れ、顔を少し上に持ち上げる。 (写真1)
右手(きき手)に目薬を持ち、目薬がイヌの視界に入らないように頭の後ろ側から持って行きます。手の小指の付け根とあごの下に入れた左手で顔を動かなくし、右手で頭の皮を引っ張って目をぱっちり開けさせ、目薬を滴下する。(写真2)

2.イヌのお口の開け方(投薬)
犬のお口の開け方

左手(利き手でない方の手)で上あごが動かないように保定して少しアゴを上げます。(写真3)
右手の指先で口を開かせます。(写真4)
錠剤の場合には、口の奥(下の真ん中より喉の近く)の真ん中に入れます。(写真5)
口を閉じさせ頭を上向かせて喉をさするようにすると飲み込みます。
この時に、ちゃんと飲み込んでいるか確認をしましょう。
粉薬の場合には、何かに混ぜてペースト化して鼻や唇の内側に塗りつけます。
体を触らせる事になれていないイヌは、自己防衛の為に噛むことがあります。
無理をせずお互いが十分に慣れてから行って下さい。
モデル ルナちゃん(6才)
ワンポイントこころちゃん目薬を上手く点すコツ!
イヌの視界に目薬が入ると、嫌がりますので、必ず容器が見えないように頭の後ろ側から持って行きます。
目薬は冷蔵庫に入れて保存している事が多いと思いますが、冷蔵庫から出して直ぐに冷たいまま点すと冷たさでイヌにとって嫌なことをされたという不快感が残してしまいます。
目薬を点す少し前に冷蔵庫から出して室温になるか、少し手の中で心持ち温めてから点す方が、嫌がりません。
使用法については、獣医師の指示を仰いで下さい。

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