<回答者:ムクムク>
動物虐待に厳罰を望む声をよく聞きます。
現行でも、動物の愛護及び管理に関する法律などで動物虐待は罰せられているが、それでは軽いと言われる。
動物虐待行為を厳罰化しようとすると、現行法では無理でやはり法制化の必要がある。
日本は法治国家なので。
そうなると色々と難しい問題が出てくるように思う。
私は法律の専門家では無いが、以下のような点である。
動物に種類の範囲を作るのか。
例えば、テレビでごきぶりホイホイの宣伝をしている。
これを動物虐待とするかと言えば、しないいんだよね。
でも、ゴキブリは動物。
ここに、法律的な範囲を規定指定しなければ法案は出来ない。
人間に害を与える動物は除くとすれば、犬猫が害を与えることがないかが問題になる。
単純に犬猫に虐待をしてはいけないとすればいいでは無いかとおっしゃる方もいるかもしれないが、ではなぜ日本では他の動物と犬猫が違う扱いになるのか、合理的な説明の必要がある。
宗教なら簡単である。
犬猫は天使であるからですむが、法律で犬猫だけ別格にするには理由がいると思う。
人によって大事にしているものがある。
でも、大事にしているものは違う。
その全てを法律で保護するわけにはいかない。
人として、大事にすることが原理原則とされているのは人間である。
これは理屈抜きに法律の大原則である。
それぞれ大事にしているものがあるのは理解出来るが、その全てに法律が対応していくのは無理があると、私は考えています。
<回答者:佐々木 亜美>
知らなかった!
日本は行き届いていますね。
徳川綱吉さんありがとう。
恩師はよく、仏教国とキリスト教国では動物に対する感覚が違うと話しています。
輪廻転生ありきの仏教国では、「ウチの子」なんて言ったりして、どこか根底に、自分も犬や猫や虫だった前世や、行いが悪いと来世は人になれないかもという意識がある、と。
キリスト教国では、人以外のどうぶつは神が食べ物や道具としてお与え下さったヒトが管理統治すべきモノであるという明確な線引きがあるそう。
どちらがいいとか優劣つけるのではないけれど、私個人は所有猫のことを娘だと位置付けているので、たまたま日本の考え方と法律がマッチしていますというだけの話。
先生の仰るとおり、「大切なモノ」は人それぞれ違うのだから、犬や猫を可愛がる人もいれば、苦手だったり駆除しなければならない立場の人もいて当然。
かといって、非占有犬猫をみだりに苦しめてから殺すのは反対。
駆除するのであれば、保健所に任せて欲しいかな。
<回答者:ネットワーカーA>
動管法ではヘビを含む爬虫類はイヌ・ネコと同じカテゴリーで虐待すると処罰されるはずなんですが、公共の場所に野良ヘビがいたら大体棒かなんかで叩かれて処分されますね〜
>動物管理法に含まれない動物は、どれなんだろう?<
動管法では人が占有する哺乳類、鳥類、爬虫類を対象としています。(牛馬や犬猫、鶏などの家畜・家禽11種は占有を条件としてませんが)
従って、両生類、魚類、無脊椎動物は含まれていません。
*敬称を略させていただきます。
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