獣医師広報板トップページ動物よくある相談メニューあきらめないで!迷子動物・保護動物帰宅実例集メニュー実例24
獣医師広報板のキャラクター:ココロちゃんあきらめないで!迷子動物・保護動物帰宅実例集24
迷子ねこ>窓の隙間から脱走、保健所から保護(捕獲)器を借りて保護
編集−りんママ
初出:2010/03/24
◆「動物よくある相談」利用についての注意事項
★情報は自己責任でご利用ください。
★記載されている記事は獣医師広報板の掲示板に投稿されたものが中心で、獣医師広報板の
 見解を代表するものではありません。
★飼育方法の質問は意見交換掲示板をご利用ください。
◆こどもあんぜんサイト宣言◆
こどもあんぜんサイト宣言

■迷子になった日 2010/03/08
■帰宅した日 2010/03/15
■状況 雨戸を閉めようとしていた窓の隙間から外へ出てしまった
■届出先機関  保健所,警察署,収容施設
■発見の決めて 保健所から保護(捕獲)器を借りて保護
------------------------------
<プロフィール>
ちび(♂去勢済み ペルシャ系雑種、毛色は黒の長毛)
完全室内暮らし・初迷子


=====================

3月8日の夜、雨戸を閉めようとしていた窓の隙間から外へ出てしまいました。

こわがりなので自宅の車の下にいるだろうと思ったらおらず呼びかけてもまったく声を出さないので、顔面蒼白。
その日は駐車場に野宿して来るのを待ちましたが置いたご飯にもまったく手をつけてくれず姿が見えませんでした。

(2日目)
翌日会社を休み、警察(近所の交番がよいそうです)・保健所・清掃局(万が一事故に遭ったときのため)へ連絡するも該当の届け出はなし。

色々なサイトを見ると、完全室内暮らしで初迷子のネコは近くにいることが多いということだったので、パソコンでチラシを50枚近く作り自宅のあるブロック(自宅は住宅街にある一軒家です)と近隣のブロックへポスティング。
チラシは「探しています」を大きく書き、写真と特徴と携帯番号を記載。

夜から季節外れの雪が降ってきたため、半泣きになりながらポスティング。

(3日目)
この日は元々休みだったため、朝から近所の家の軒下・車の下を捜索。
前日チラシを配布したせいか怪しまれることはありませんでした。
(こちらは必死なのでそれどころではなかったですが)

午前中ベランダからうちの子が隣の家で歩いているのを発見!
思わず声をかけてしまったところ小走りで逃げてしまう。
外に出たのが怖くて家族の認識がまったくできていない。。。

もし近くまで来ても捕まえられないと判断して保護器(捕獲器)の設置を決定。
色々聞いてまわり、私の住んでいる地区では保健所で保護用としてなら貸してくれることがわかり、早速お借りして設置。

(4日目)
この日は会社に行かなければならず、いつものカリカリご飯にネコ保護に慣れている方から聞いた保護によく使う食べ物を添えて置いておく。
(よく使う食べ物はお約束で書けません。普通のスーパーで売っているものです)

また自分のにおいがわかるようネコ砂を保護器一面に撒いた。
が、この日は警戒したのかまったく手つかず。

(5日目)
初迷子のネコは近所にじっとしていることが多いという記載がいくつもあったため、自宅のブロックに絞って声をかけながらまわることにした。

もう2日以上姿を見ていないため、ものすごく不安だがここでくじけてはいけないと自分を奮い立たせ数回くまなく巡回。

(6日目)
朝見ると保護器の中のご飯が減っている!
なのにセットされている柵が落ちていない。。。
見てみると寒いのとにおい付けのためかぶせてあった毛布が重すぎて仕掛けをジャマしていたことが判明。
ショックで声も出ない。が入ってはくれているので次こそはと思い、またご飯をセット。

(7日目)
朝保護器近くを見ると見慣れないネコが。
置いていたご飯につられてきた近所のネコのよう。
「もしかして昨日食べたのはこの子?」という不安がよぎる。
かわいそうだったが、軽く追いかけっこをして離れてもらう。

保護器の中までは警戒して入っていないだろうと信じて夜を待つ。
夜いつもだったら夕ご飯の時間、カチャンと音が。

見るとうちの子が保護器の中で寝ていた!!!!!

思わず大泣きしてしまいました。

1週間あまり食べていなかったせいか背骨のあたりはやせて普段絶対言わない威嚇のしゃーを連発しましたが2時間くらいたって落ち着いてからはいつもの様子に戻りました。

皆さんが書かれているように

・完全室内暮らしのネコは気配がしなくても絶対近くにいるはず
・近所にチラシをまいて気にかけてもらう
 (探しやすくもなります)
・保護器(捕獲器)で来るのを待つ
 (追いかけてパニックを起こすと遠くへ行くこともあるようです)
・ネコ砂と名前を呼んで自宅から離れないようにする
・においの強いご飯を用意する
・いつも使っている布などを用意する
・気配がしなくてもあきらめない

ではないかと思います。

今回の経験から、雨戸は外から閉めるようにしました。
もともと怖がりなので外に出ようという気持ちはないようです。


皆さまのネコも無事保護されることを信じております。

長筆乱文ご容赦ください。


〔飼い主さん・保護主さんの了解の上頂いたメールを公開しています。〕

◆獣医師広報板サポーター◆
獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

サポーター:新日本カレンダー株式会社ペピイ事業部様のリンクバナー

サポーター:ペットコミュニケーションズ株式会社様のリンクバナー

サポーター:ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

◆獣医師広報板の主張

◆獣医師広報板管理人の独り言
利用上の注意事項&メニュー
2024年11月のBest
  1. 保護動物の移譲は所有権の完全譲渡が私の理想(564)
  2. SNSへのペットの亡骸写真のアップは是か非か(143)
  3. 大阪万博ペット同伴絶対反対(84)
  4. 一部の動物愛護家が行う恫喝・嫌がらせ(80)
  5. クリーンハンズの原則とは(53)

◆獣医師広報板よくある質問(FAQ)

◆獣医師広報板からのお願い
獣医師広報板をご利用、本当にありがとうございます。
獣医師広報板は個人サイトですが、その運営はボランティアスタッフが担い、運営資金はサポーターの応援に頼っています。
獣医師広報板は多額の累積赤字を計上しております。
サポーターは企業でも個人でも結構です。
ぜひ、獣医師広報板をサポーターとして応援ください。

◆PC版コンテンツ利用数Best(2024年11月期)
  1. 管理人の独り言(6,214)
  2. 猫のカロリー計算(4,002)
  3. 動物よくある相談(3,484)
  4. 犬のカロリー計算(2,590)
  5. 広報板カフェ(1,498)
  6. 迷子動物、保護動物掲示板(1,482)
コンテンツ別アクセス数

◆電子図書
電子図書「"犬と麻薬のはなし−麻薬探知犬の活躍」は、2022年2月23日より第四版になっております。
新しいエピソードも追加され、データーも更新されています。
第一版、第二版、第三版を読まれた方も、是非第四版をお読みください。
犬と麻薬のはなし−麻薬探知犬の活躍−第四版2022/02/23公開

◆一般市民向けの動物に関するセミナー・イベント
★毎週土曜日午後1時〜4時
ペットロスホットライン
ペットロスホットラインは、今のお気持ちをお聴きする電話です。
★WEB講座
★〜12月23日:オンライン
★〜12月25日:神奈川県横浜市
★〜2025年1月11日:東京都港区
★〜2025年1月13日:福岡県福岡市
★〜2025年2月24日:東京都台東区
★12月22日:島根県出雲市
★12月22日:新潟県新潟市
★12月23日:オンライン
★12月28日-2025年1月19日:東京都台東区
★2025年1月11日,12日:大阪府大東市
★2025年1月11日-13日:神奈川県横浜市
★2025年1月11日-13日:東京都千代田区
★2025年1月12日,2月9日,3月9日,4月13日,5月11日,6月8日,7月13日,8月3日,9月14日,10月12日,11月9日,12月14日:東京都豊島区
★2025年1月14日-28日:オンライン
★2025年1月16日-23日:オンライン
★2025年1月18日:北海道江別市
★2025年1月24日:オンライン
★2025年1月24日-2月24日:東京都台東区
★2025年1月26日:神奈川県厚木市
★2025年1月26日:宮崎県延岡市
★2025年1月26日:宮城県仙台市
★2025年2月19日-3月16日:東京都文京区
★2025年2月22日-23日:東京都武蔵野市
★2025年3月8日-9日:東京都世田谷区
★2025年3月30日:愛媛県伊予郡
★2025年4月3日-6日:東京都江東区
★2025年4月6日:東京都台東区
★2025年5月3日-5日:千葉県千葉市

セミナー・イベント情報はメールにて広報内容を送ってください。(掲載無料)

◆ペット動物獣医師&動物看護師向けの動物に関するセミナー・イベント
利用上の注意事項&メニュー

◆経済動物獣医師向けのセミナー・イベント

◆公衆衛生獣医師獣医師向けのセミナー・イベント

◆実験動物獣医師獣医師向けのセミナー・イベント

◆獣医師広報板メニュー
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーター広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンクサポーター募集ボランティアスタッフ募集プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。

Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved
許可なく転載を禁じます。
「獣医師広報板」は商標登録(4476083号)されています。