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迷子ねこ>自宅から不明、約1ヶ月半後に近所の方からの通報で発見
編集−りんママ
初出:2010/10/22
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■迷子になった日 2010/08/23
■帰宅した日 2010/10/06
■状況 家の電気工事の際に、ドアを開けっ放しにしている間に自宅から出てしまった
■届出先機関  警察署
■発見の決めて ご近所の方からの通報で発見
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<プロフィール>
くー(トラ系雑種 避妊♀)
茶の毛並みに黒シマ、額にM字があり、目が丸く大きい。
シッポはねじれていて短く、不明時には首に赤い首輪(鈴付き)をしていました。


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[いなくなった時の状況]
普段家の中で過ごしていますが、電気工事のおじさんがドアを開けっ放しにしている間に自宅から出てしまったようです。
自宅隣に公園があり、2年前にそこで拾った猫のため、そのあたりで過ごしているかと探しましたが、見つかりません。
もともと慎重な性格で、自宅でも近所の甥っ子らが遊びにくると、物陰に隠れてじっとしているような子です。

本日午前中、ご近所の方の通報で発見できました。

通報時すぐ行けず、1時間ほど経ってから現場に行ったのですが、そこで名前を呼ぶと、鳴き声で応える猫が・・・
見ると、アパートの軒下にキジトラの猫がちょっとだけ顔を出していました。
もう一度呼ぶと返事するようにまた鳴いたので、乗り出してみると、首に赤い鈴が見えて間違いないと確信。
あわててお気に入りの猫じゃらしを取りに帰り、声かけ、エサやりすること4,5分、ご近所の方のご尽力もあり、無事そこから引っ張りだすことに成功しました。

本当に近く自宅から東に直線距離で5-60mぐらいのところ、自宅前の職場裏口から4軒お隣のアパートの軒下におりました。
失踪時、何度か捜索した範囲ではあったのですが・・・

半径100mぐらいの町内会の掲示板やお店、小学校や幼稚園の近くなどにポスターを貼っており、この1ヶ月の間、10件ほど連絡を頂きました。
しかしどれもすべて特定できるものではなく、目撃情報が全くないままの44日目でした。
なので、また今回も違うだろうと思って行ったのですが、これがまさかまさかの涙のご対面となりました。
腕をひっかかれながらもしっかり抱きかかえて連れ帰りました。

見た目は元気そうでしたが、触ると背骨がゴツゴツしていて、とても痩せていました。
家に連れ帰ったときは、家具の隙間に入り込んでしまい、なかなか出てきませんでした。
やはり突然の状況変化に警戒する気持ちのほうが大きかったようです。 しばらくするとそこから出てきて、エサを食べ、今はぐっすり眠っています。
なでてあげると心地よさげにひっくり返ってお腹を見せるほどリラックスできるようになりました。
念のため明日病院へつれていくつもりです。

1ヶ月を過ぎたあたりから、あきらめに似た気持ちのほうが強かったです。

でも、家のくーのように警戒心の強い子は、そのあたりから動きだすのかもしれません。情報が得られなかったので、もっと遠くも探さなくてはと思っていましたが、やはり完全室内飼いで警戒心の強い子はあまり遠くへは行かれないのだと思いました。

いなくなって最初の2週間ぐらいは近所を探してまわりましたが、ポスターを貼り、ポスティングをしてからは、近所の方の通報を待つばかりの受身の捜索でした。


最後は神頼みで、いろいろなおまじないもしました。
実は発見4日前に、立川の猫返し神社におまいりしに行きました。
絵馬を奉納し、お守りを買って帰ったとき、とても気持ちが軽くなったのですが、その効果があったのでは?と思っております。
後日お礼参りに伺うつもりです。

10月11日現在くーは、病院で肝臓の数値がものすごく悪く、最悪肝硬変などにかかっているかもと言われたのですが、食欲も旺盛で、日に日に活発に元の姿に戻っているようですので、とりあえず薬を飲ませて様子を見ています。

家の中で体を伸ばしてリラックスしている様子を見ても、まだ信じられない気分です。
この可愛い寝姿をまた見ることができるとは・・・
夢ではないよね?と何度も思ってしまいます。

今回のことでは、いろいろな方に勇気付けられ、助けられました。
本当に感謝しても感謝したりない気持ちでいっぱいです。
最後に、他のみなさまの大切な猫ちゃんたちがお家に帰れるよう、心からお祈り申し上げます。

〔飼い主さんの了解の上頂いたメールを公開しています。〕

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