意見交換掲示板過去発言No.0000-199711-172
171宇田川さん |
投稿日 1997/11/07(金)18:44:06 フェルナンド
ブルテリア自体が遺伝的にいろいろ持っている犬種なのでこうゆう遺伝もしかたないの で はないでしょうか。Lens Luxation自体の治療法は残念ですが確立されていません。ただ Luxationと言うことなので、強いて飼い主さんが気を付けることは頭部(眼球)への外 力 が加わらない様にしてあげることぐらいでしょう。 症状 部分的偏位、亜脱臼、完全脱臼で症状が違いますのでとりあえず前房の深さに異 常 を感じたらかかりつけの獣医さんに診察をしてもらってください。 (具体的には黒目を見て変だと感じたら) また、前方脱臼の場合には時として緑内症の引き金にもなりますので獣医さんで の 眼圧測定後にレンズ摘出術なども有ります。まず今の眼を良く見て覚えておくの が 大切です。 167 松本さん; 眼の中心に点状の赤みが有るのは角膜潰瘍の治療で何らかの原因で治癒行程が遅れた か、または角膜の損傷がデスメ膜(角膜の内側に有る膜)に達していたと考えられま す それで組織再生には材料が必要になり、その為に本来存在しない血管が作られ、潰瘍 の 中心が赤くなります。 治療:赤い点がピンホール位から1ミリ位までであれば、点眼薬で治療できます、それ 以上になると手術をしたほうが良いでしょう、ただし赤い点ぐらいでは私は角膜を縫 合 しませんが、、、 視力の件ですが、視力とは眼球の奥の問題ですからこの場合には問題有りません、が ヒトで言えば眼鏡にゴミがついて見えにくい様な感じです。またお話からたぶん角膜 には白点が残ると思います。でも生活には支障はないですよ! |
|
|
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」 ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴) サポーターや広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)、 多くの人々に支えられています。 獣医師広報板へのリンク・サポーター募集・ボランティアスタッフ募集・プライバシーポリシー 獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。 @mukumuku_vetsさんをフォロー
Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved |