獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-199803-94

検査を受けるべきか悩んでいます。(長文ですみません)
投稿日 1998年3月28日(土)03時11分 みゃーやん

はじめまして。4月で丸8年を迎える雄のペルシャ猫の飼い主です。
心の中でいろいろな葛藤をしております。突然こんなご相談をして良いものか迷っていましたが、どうしたら良いのか迷ってしまい思い切って書き込むことにしました。どうかアドバイスをお願い致します。

今回、リンパ種および肥満細胞種、白血病の検査を受けることをすすめられており、悪い結果が出れば治療もかなり大変なもので通院回数や費用もかなりかかり、結果が良くても現状維持、検査はあくまでも延命のためで、あと2〜3年生きられれば、とのことです。今までの経過としては、もともと体の弱い猫で生後1年ぐらいの頃から、8年間ほぼ毎週のように病院通いをしており、症状としては顔を中心に皮膚がボロボロになってしまうもので「好酸球性潰瘍(症候群)」との診断を受け副腎皮質ホルモンの注射や投薬で治療、ここ3年ほどは症状が出る部位が変わり、お腹に出てきていました。先天的なものなので完治の見込みはないと言われており、注射を打って2週間もすると同じ症状が出て食欲も落ち、食べたものを吐くという状態に陥り、また注射&投薬・・・その繰り返しの日々が続いております。その間、副腎皮質ホルモンの注射の副作用なのか血糖値が高くなり糖尿の可能性もあるので、尿検査や血液検査も繰り返してきましたが幸い「糖尿病」の診断は下されておりません。そのこともあって皮膚病の方の治療も注射や投薬が難しいとのことで薬を変えたりして治療中です。
丁度一年前、突然原因不明の貧血でHCT7.7%となり輸血&造血剤を飲ませるなどの処置をして頂き何とか一命は取り留めました。そして今、数日前からまたいつもの皮膚の症状が出て、嘔吐するものが少し黒っぽい、便も黒いどろっとしたもの、目がほんの少し白濁、舌の色が白っぽいという状態になり、血液検査をして頂いたとこHCT21.8%で、また貧血気味で造血の投薬と点滴、注射をしています。お世話になっている先生曰く、少しでも原因を究明していくために、冒頭の検査を受けた方が良いのでは?とすすめられています。ただ、結果が悪かった場合、処置をして頂くにも完治する見込みではなく延命のためであり、その治療に体が耐えられるかも不明、その治療の副作用で脱毛症状が出たりその他の病気が出てくる可能性もあるとのこと。検査の結果が良くても現状維持、健康な猫ちゃんの体になることはなく現状でもあと2〜3年ぐらいの命では?とのこと。ただでさえ病院嫌いな猫ちゃんなのに(どんな動物もそうでしょうが)今以上に病院通いをして体にも負担のかかる治療や処置をこのまま続けて少しでも延命させることが本当良いのか、心の中で葛藤しています。悪い結果で治療が出来たとしても、中途半端な気持ちで治療に臨むならば猫に辛い思いをさせるだけなので、やるならばびしっとする覚悟を決めて下さいと言われました。その為には、毎日の病院通いや毎月10万円以上になるかもしれない治療費も必要になるかもしれないとのこと。毎日行って良くなるならば猫ちゃんは嫌がるけれど毎日でも連れていって治したい、けれど毎日行くとなると仕事を休んだり遅刻したりの繰り返しで治療費面もとても不安です。お金は何としてでも頑張ったとしても、本当にそれで良いのか。。長々と申し訳ありません。どのように考えたら良いのかどうかアドバイスをお願い致します。よろしくお願い致します。

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