意見交換掲示板過去発言No.0000-199804-139
フィラリア症ですが |
投稿日 1998年4月27日(月)22時16分 ムクムク
4月25日発言の板倉さんへ 犬心臓糸状虫症(フィラリア症)はDirofilaria immitisが蚊を中間宿主として 最終的には犬の右心室と肺動脈に寄生し、呼吸器系、循環器系、泌尿器系に 多大な障害をもたらす疾病です。 症状ですが非常に複雑で、寄生している成虫の数、感染期間、寄生部位、 動物の感受性、体格の大小によって左右され多種多様な症状が見られます。 成虫数が少なければ症状を発現しないことも多いと考えます。 現在寄生している成虫は子虫を発生させますが、これは同じ犬の中で成虫になる ことはありません。 いったん蚊に給血され、蚊の体内で脱皮し感染子虫となり 蚊によって犬に媒介されます。 ですので今以上に成虫を増やさないようにすることが症状を発現させない ために重要ですので、この夏の予防が大事になります。 |
|
|
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」 ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴) サポーターや広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)、 多くの人々に支えられています。 獣医師広報板へのリンク・サポーター募集・ボランティアスタッフ募集・プライバシーポリシー 獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。 @mukumuku_vetsさんをフォロー
Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved |