意見交換掲示板過去発言No.0000-199804-78
テンカン様発作 |
投稿日 1998年4月18日(土)20時27分 ムクムク
4月14日発言のノアールさんへ 全身性の痙攣を起こす疾病ですがてんかん、回虫症、チアミン欠乏症、子癇、 低血糖症候群、クリプトコックス症、破傷風、上皮小体機能低下症、エチレン グリコール中毒、糖脂質異化病、グリコーゲン異化病などがあります。 このうちテンカンは突発的に一過性の精神・神経機能障害をきたし、しばしば 意識の障害を来します。 テンカンは反復する特徴的なテンカン発作により診断されます。 テンカン発作は動物にとってストレスによって誘引されることもあり、常に シャンプーの際に発作を起こすとすれば今後シャンプーは避けた方がいいと 思います。 テンカンには真性テンカン(遺伝的要因&機能的要因)と症候性テンカン(脳の 疾患&損傷)によるものがあり、猫の場合後者が多いとされています。 症候性テンカンには腫瘍性、感染性疾患(トキソプラズマ症・クリプトコックス 症など)、中毒性(鉛・メタアルデヒド・有機燐)、代謝性(チアミン欠乏症、 低血糖症、低カルシウム症)その他によって引き起こされます。 ですので脳神経系の専門的な先生に診ていただくことが出来るようでしたら、 診てもらった方がいいと思います。 |
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