意見交換掲示板過去発言No.0000-199805-209
ムクムクの意見 |
投稿日 1998年5月30日(土)19時19分 ムクムク
RE:先日はお返事いただき本当にありがとうございました 5月29日発言の寝子さんへ 一週齢前後で幼猫が連続死するのでしたら、 母乳の問題や各種の感染症などが怪しいと考えます。 乳房炎などがありますと、細菌に感染した乳汁を飲むことに なります。下痢などはなかったでしょうか? 感染症なら汎白血球減少症は流産死産の原因となりえます。 一週齢前後で死亡するかですが幼猫に十分な移行抗体(親譲りの免疫)が なければあり得るんじゃないかと考えます。 このあたりはあくまでも想像ですので、死因は病理解剖に頼る しかないですね。 RE:猫に合わない抗生物質 5月29日発言のDREAMさんへ ざっと薬物マニュアルに目を通すとアミカシンやアンホテリシンBが 猫に使用されませんと記述されています。 だからといって他の薬剤全てが猫に安全かと言えばその都度、検討しな ければいけないと思います。 私のような臨床家はどちらかというと、疾病ごとに良いとされている 薬剤を使用します。 薬用量について一般的なことを言えば、人の体重あたりのmgより多い ように思います。 ただ、これも薬剤について推奨されるべき薬用量が ありますので一概には言えません。 RE:麻酔が心配です。 5月28日発言のMITSUKOさんへ 鼠径ヘルニアの手術は全身麻酔で行います。 手術そのものは特に危険な手術ではありません。 全身麻酔に伴う危険はありますが、老犬の麻酔などに比べて危険率は 低いと思います。 ヘルニアをそのままにしておいたらですが、いくつかのケースが考えられると 思います。 問題度の低い順に書くと 1.今のままで特に脱出部の大きさは変わらない。 2.ヘルニア輪が大きくなり、内臓の脱出が大きくなる。 3.ヘルニア輪の締め付けがきつくなり脱出している腸などの血行が遮断され 臓器が壊死する。 以上です。 RE:別種の子犬を2匹 5月28日発言のじゃっくさんへ 相性のいい犬種というのは、心当たりがありません。 同じくらいの力関係(双方とも幼犬)であるならば、特に 問題は起こらないと思いますが、成長共にかなり大きさが 異なると問題が起こるかも知れませんね。 後は個体同士の相性ですが、これはやってみないと分からないです。 RE:セキセイインコが卵管炎、脱腸、どうしたらよいのでしょうか? 5月28日発言の矢部さんへ インコの開腹手術に伴う危険は高く、特に元気食欲が無い場合は やはり各種の薬剤の投与や、腹水の抜去などにより延命を計ることが おおいです。 このような場合、治療と言うより延命に主眼を置いています。 RE:14歳のポメラニアン 5月25日発言のルルの家族さんへ 咳ですが原因は何でしょう。 高齢の小型犬では心臓弁膜の疾患で 咳がひどくなる場合がありますし、おっしゃるとおり気管が狭くなる 疾患もよくみられます。 薬物によって非常にうまくコントロールできる 場合もありますので、主治医の先生とよく相談してください。 |
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