５月６日のくろさんへ
すでにムクムク先生からレスが付いていますが、私からも一言。乳腺の腫瘍
とのことですが、やはり「乳腺腫」の可能性が一番高いと思われます。
猫の乳腺腫は８０〜９０％が悪性である言われていますので、手術するしな
いは別として早急に診断して貰って下さい。搾ると膿が出るようですが、「
化膿性乳腺腫」の場合、遠方まで転移していることが多いようですから、ぜひ
この点を確認するようにして下さい。

５月７日の響子さんへ
「膝蓋骨脱臼」ですが、これは小型犬にはよく見られますので、特別に心配さ
れることはありません。普通、症状によってグレードを４段階に分けています。
ひざ小僧のお皿が本来の位置から脱出して起きますが、その際に痛みを伴いま
す。軽症なら指で押してやったり、足を真っ直ぐに引っ張ることで整復できま
す。グレードが進むと脛骨の滑車溝を形成し直したり、靭帯を固定したりする
ことが必要になります。手術内容は患者の症状に応じたものになると思います
し、費用もそれによって変わってきますので、直接診察していない者としては
答えかねます。
この疾病を何年も放置されて足がＳ字状に曲がってしまった犬も結構見かけま
す。まだ、犬が若いので不明な点は主治医の先生にどんどん質問して、疾病の
グレードを把握するようにして下さい。

５月７日のＮＡＫＡさんへ
私の病院の周囲でも白い猫ばかりが大きな外傷をおって来院したことがありま
す。（あきらかに人間が関与したと思われる外傷でした）　飼い主さん達の話
を総合するとそういう人物が近所にいるのだという結論のようです。
野犬狩りの後、飼育されている犬が睡眠薬入りの餌を食べさせられたこともあ
りました。野犬狩りの餌は回収された後ですが、誰かが隠していたようです。
また、某ペットサロン関係の犬が４頭急死して解剖を頼まれたこともあります
（これは今年の４月です）。ワクチン未接種だったので、病気だろうと推定し
ていたのですが、結果としては変死でした。畑の中の犬舎で鍵が架かっていた
そうです。警察も話を聞いてくれたようですが、内部関係者が関わっていると
の判断のようで捜査には着手してくれなかったそうです。
こう書いてくると、ミミちゃんの死を変死と決めつけているようにとられるか
と思いますが、そういうことも世の中にはあるのだ程度にご理解下さい。
当然、病死の可能性も相当残っているいるはずですし、。
なお、出血が多い部位は火葬にしてもよく焼け残って黒く変色していることが
多いようです。
病気と仮定した場合、ＮＡＫＡさんのお話だけではちょっと絞りこめないです
ね。
毒物の場合は私には分かりかねます。本来の質問の主旨に沿った回答にならな
くて申し訳ありませんが、内容がむずかしかったので。

お世話係さんへ
蛇足ですが、４月１２日の山平さんの質問ですが、日数がだいぶ経過してしま
たので、山平さんがあきらめてしまって見に来ていない可能性があります。
お手数ですが、レスが書き込まれている旨をＤＭしてあげていただけないで
しょうか？
過去の発言の中から山平さんを捜して、名前のところ（青い文字の）をクリッ
クすればメールが送れるはずです。

長くなってしまったので、残りは他の先生に任せます。