意見交換掲示板 1998年6月15日(月)12時59分

問題の柴犬さんですが、一番の問題点は「目のどこが濁っているか」になります。
堂山さんが思われているように角膜に白濁があるとすると、角膜の表層から濁っているのか、または内皮側（内側）からの白濁なのかが問題です。
表層からの白濁であれば外傷からのものだと考えられます。また内側から角膜が濁って見えるのは紅彩炎やブルーアイ（犬伝染性肝炎に続発します）による角膜の内皮障害と考えられるからです。また緑内障の時にも角膜全域がうすぼんやりとくもって来ます。
柴さんに食欲が無く、視力も無いようだということから考えると角膜だけの問題ではなく、痛みを伴う眼疾患ということになり、紅彩炎や緑内障などが疑わしいと考えられます。
どちらの病気もなるべくはやく獣医さんに診てもらったほうが良い病気です。

獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

$サポーター：ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー$

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーターや広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)、
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンク・サポーター募集・ボランティアスタッフ募集・プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。 @mukumuku_vetsさんをフォロー