「鼻くそ」というのは、鼻粘膜からの分泌物が乾燥して固まったものです。分泌量が多くて乾くまもなく水分を多く含んだまま排出されるものが鼻汁といわれるものです。ですから、よく鼻くそが溜まるということは、常に少しずつ鼻粘膜から分泌物が出ているということです。ほこりなどが刺激になっていることもあるし、空気の温度差の刺激であったり、慢性的な軽い鼻炎をおこしていることもあります。もし、鼻の穴の隅っこの方に少しだけこびりついている程度で、しかもずっと前からそういう状態だったならば、それほど気にする必要はないと思います。しかし、最近急にそうなったとか、息ができないほど溜まっているという状態であれば病院へ行った方がいいと思います。
部屋の温度管理ですが、３０度を超すようならばクーラーなどで温度管理してあげた方がいいのではないかと思います。室内に閉じ込められている場合、猫ちゃんは自分で過ごしやすい場所を選ぶことができないわけですから、それなりの気を配ってあげる必要があるでしょう。まず、涼しい場所と、そうでない場所を段階的につくり、猫ちゃんが自分で一番いい温度のところを選べるようにしてあげる事です。猫ちゃんの好きそうな場所をいろいろなところにたくさん作ってあげましょう。そうすれば、猫ちゃんは、自分で一番快適だと思う場所に行くことができます。