意見交換掲示板過去発言No.0000-199808-76
マルチレス |
投稿日 1998年8月18日(火)11時14分 プロキオン
8月12日の千香さんへ ワラビーが立てなくなったそうですが、獣医師にも動物園にも断られたの ですね。仙台の動物園ならかなり大きいはずですが、そこでもダメというこ とであれば、まあ、普通の獣医師なら診療してくれる先生はいないと思いま す。少し前に都内で逃げ出したワラビーが話題になりましたが、本来オース トラリアでは捕獲も飼育も認められていないはずの動物が日本では販売飼育 ができるということが問題なのです。飼育を始める時点でそれなりの覚悟は あったはずなので、途中で投げ出すことなくキチンと世話をしてあげて下さ い。 私は、ワラビーはカンガルー病しか診たことがありませんので参考にはなら ないかもしれませんが、筋ジストロフィーというよりもウサギの下半身麻痺 と同じことが起きているのではと想像しています。 8月17日のIzumi さんへ アメリカからの子犬の輸入 問い合わせ先は、農林水産省の動物検疫所になります。輸入先がアメリカ 本土とハワイやグアムでは必要な書類が異なったと思います。 書類の種類は、健康証明書・狂犬病のワクチン証明書・ジステンパー等のワ クチン証明書・相手国指定のフォーマット・輸出検疫証明書・輸入許可証な どが必要になると思いますが、相手国によってかなり必要書類が異なります ので、確認が必要です。 アメリカ本土は狂犬病汚染国ですので、輸入手続きは面倒だと考えておいた 方が良いでしょう。 予防注射の英語名ですが、ワクチンや予防対象疾病名のスペルということで はなく、商品名ということなら、当該犬に接種してあるものでなくてはなり ませんから、アメリカの知人に確認するしかないでしょうね。 |
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