意見交換掲示板過去発言No.0000-199810-13
事件・・・ダイちゃんのこと |
投稿日 1998年10月3日(土)06時03分 パールちゃん
犬の生死を分ける事件がありました。 * 近所の会社で飼っている犬(ダイちゃん)は、 3畳ほどの屋根付きの囲いに犬小屋を置いてもらっています。 先日の台風の日の昼間のこと。 あいにく、その会社は休みで誰も人がいませんでした。 あまりにも風と雨がひどくなってきたので心配になり、 ダイちゃんを我が家のガレージに避難させました。 数時間後、風雨もおさまってきたのでダイちゃんを返しに行ったら・・・ なんと、台風の風で囲いの屋根も犬小屋もこっぱみじんになり、 四方八方にバラバラになっていました。 それを見て、私は血の気が引いてしまいました。 ダイちゃんは囲いの屋根の材木につながれていたので、 もし避難させなかったら屋根ごと吹き飛ばされて首をつって死んでいたと思います。 思わず「よかったねぇ、よかったねぇ」とダイちゃんを抱きしめてしまいました。 * 外に犬をつないでいる人は、どうぞ気を付けてくださいね。 台風はもちろん、大雨で犬小屋が浸水したり、地震で何かが落ちてきたりしないように、 今一度点検してあげてください。 古くなっている犬小屋などは、釘が出ていたり、ペンキがはげていたり(毒性が強い)、 思わぬアクシデントを引き起こしやすいものです。 日頃の注意を怠らずに、安全な環境を整えてあげましょう。 * これまでダイちゃんはほとんど世話をしてもらえず、ごはんもおそらくまともにもらっていませんでした。 実はここ5年ほど、私が夜中にこっそりごはんをあげて、散歩に連れ出していました。 飼っている会社の人に、犬の名前を聞いても「?」と言うくらいで、 誰が世話を担当しているのかもはっきりしていませんでした。 番犬代わりに飼われているとしても、夜は無人になってしまう会社なのですから、 いくら異変が起きて吠えても、気づいてくれる人はいません。 飼っているというよりも、置いているという犬なのです。 若くて健康なうちはいいとしても、あまりにもひどい待遇なので、 そのうち我が家にもらおうと思っていたところでした。 ダイちゃんも脱走すると一目散に我が家に走ってくるほどなついてくれているので、今回の事件はいいきっかけです。 ダイちゃんは我が家で引き取ります! 毛並みはボロボロ、絵に描いたような雑種ですが、 天真爛漫で無邪気なグッドボーイ・・・ 我が家の亡きチャコのダンナさん・・・(ダイちゃんとチャコは2回子供を作りました) 我が家にはすでに9匹の犬がいますが、 晴れてダイちゃんを10匹目の愛犬として迎えようと思います。 |
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