意見交換掲示板過去発言No.0000-199810-6
発情抑制ホルモンによる 繁殖制限について教えて下さい。 |
投稿日 1998年10月1日(木)16時51分 こむぎ
いつもお世話になっております。 私の周りで、発情抑制ホルモン(避妊手術しないで、発情を起こさせない薬) を利用した避妊をする例が増えてきています。 これについて、 費用は、手術よりも20〜30%安いが、避妊の効果は3年から4年であり 繁殖能力のある期間は2〜3回必要となる。 有効期間には個体差があるので生理が来てないか注意している必要がある。 カプセル(ペレット)を打ち込んでから1週間ほどして事後処理をする。 (内容は良く聞かなかった。)カプセル(ペレット)は首の後ろに打ち込む。 などと訊いてはいますが、どちらにするか迷っています。 そこで手術と比較して優劣を教えて下さい。 猫についても「避妊を勧める」立場で関心があるので、 一般論として教えていただけると助かります。お願いします。 [質問] これは、手術よりも安全でしょうか? 副作用、アレルギー、麻酔 等 注意しておくことは有りますか? 手術での開腹・卵巣・子宮 除去よりは体力的負担が少なそうですが。 猫にも使えると言いますが、大型犬、小型犬、猫 まで万能なのですか? 猫は生理が分かりにくいので室内飼育猫の様に生理を確認できる ことを、条件とするか、確実の期間以内に再施術を勧める必要が有るなど 注意することはありますか? 避妊の効果として期待される、発情以外の問題も解決されますか? 乳ガン、子宮ガンなど腫瘍防止の効果、性格の中性化(?)効果 早期の処置は発情等の繁殖本能による衝動を緩和し、性格を穏和にし 躾を楽にしますが、この方法でも期待できますか? 実施するとしたら、犬・猫それぞれいつ頃がいいですか? 初潮の前に施術すれば 腫瘍・性格面での効果が大きく 手術なら6ヶ月以降2kg以上、犬なら成長具合によって、早期で4ヶ月 からできる事もあるようですが、 幼すぎると、成長を阻害する副作用や精神面での副作用が心配されると同時に、 体が小さすぎると、施術の技術的難しさが有りそうですし・・。 成育後で有れば生理が来ている間はいつでも出来るのですか? 生理の何ヶ月前に施術すればそのシーズンを回避できますか? 獣医さんによる技術的な差、患者・患畜の個体差・後措置に依る差はありますか? 手術の場合顕著な差があり、開腹部の癒着が遅れたり事故があるようですが、 どの様な、事が有るでしょう。 雄に同等の方法は有りますか? 目的は、繁殖制限と、性格を穏やかにする(縄張り意識の軽減、 マーキング防止、攻撃性をなくす など)事と想定して。 個人的な考えとしてで構いませんが、どの時期にどの方法を勧められますか? 獣医さんによっても、(施術に頼らず)繁殖制限は飼い主の管理で行うとか しっかり成長してからで良いとか、早期・若いほうがいいとか・・・ 技術の進歩を背景に、変わっている事と思いますが、 「子供は産ませない」と決断した物として、アドバイス下さい。 以上です。 お忙しい所申し訳有りませんが、よろしくお願いします。 |
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