意見交換掲示板 1999年1月14日(木)13時02分

動物の肥満と「肥満細胞」とは別ものです。
肥満細胞は主にアレルギー反応や炎症の過程に関係した働きをしている細胞です。
皮膚や皮下組織、また消化管や肝臓、肺などに存在しています。
「肥満細胞種」は、この細胞が腫瘍化したものですので、太っている動物も痩せている動物も
（こんな表現は失礼かもしれないが）運が悪いと罹患してしまう可能性があります。
確定診断は細胞をとって診断しないとわかりません。肥満細胞は悪性度の高い腫瘍に分類される
ため、腫瘍摘出手術の際には腫瘍だけくりりと切除するのではなく、腫瘍の周囲の皮膚を（他の
腫瘍を切除する時よりも）広範囲に切除する必要があります。
こんなんでよろしいでしょうか。

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