意見交換掲示板過去発言No.0000-199902-44
治療の難しさ |
投稿日 1999年2月21日(日)03時01分 ニャンコ先生
以前、お引越しする前に一度書き込んだことがありましたが・・・ また、宜しくお付き合いをお願いします。 変わらずに犬猫の救護活動をしておりますが・・・その治療に何時も頭を 痛めております。 さて、一週間前から独居老人の飼い主が14匹の猫を置き去りに倒れて入院したこと から、「ニャンコ先生の家」で救護に向かい現在、その猫達を保護治療に 当たってますが、その治療での問題でアドバイスを願います。 保護した14匹の猫の中でも避妊去勢を経済的に出来ないことから部屋で仕切し 避ける処置して飼養してたようで、その二階部屋に隔離されていた脱水症と栄養 失調の重症のオス猫達のことです。 まず発見時はフラフラしながら「ニャ−ニャ−」と水を求めて来たので、直ぐ 水を与えて柔らかいエサやらを一時的に与え・・・連れ帰って後は、本格的に 「ラクトリンゲル液 フソ−」を皮下注射で30ml程度を1日2、3回を施したり、 又鳥ガラス−プに猫ミルク等を混ぜて飲ましたり、サケを焼いて崩して与えました。 しかし、我が救護センタ−には保健所(指定都市により動物管理センタ−を言う) から引取った猫達は、俗称「猫風邪」に掛かり治療中のが多く居りますので・・・ 一緒することは感染するので一応、別の部屋に隔離し、直ぐインタ−キャット (組換え型)を注射して一時的に対応し、体力が回復してからFVR C-Pワクチンを 注射するようにしておりますが・・・過去の事例から、なかなか難しく感染する ケ−スもあります。 ウイルス系に有効な「グルタラ−ル」含有の消毒剤を使用してはおりますが 限界があります。 治療施設に浄化装置や他に施設に分離し、それぞれを別に管理する者を 置く等の処置で感染防止はできると思いますが、現状のボランテア活動の中で は限界あります。 この救護と裏腹に感染防止策の問題で困窮しているのです。 それを解消する、このような場合で適切な特効薬などでの有効な方法は無い ものでしょうか? 処分対象の犬猫を引取って来ている http://www.threeweb.ad.jp/~tokusou |
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