３月２６日のちえこさんへ
オカメインコの足の裏の腫れについてですが、鶏に見られる
趾瘤症のような気がします。足裏からの創傷感染でブドウ球
菌が原因です。
小鳥の診療をしている病院で確認してもらって下さい。

３が２８日のｍａｋａさんへ
かおりんごさんからレスが付いていますが、補足するならば、
切歯の根尖における炎症を特に注意した方が良いでしょう。
これが原因の場合は治りにくいので、根気よく治療を続けるよ
うにして下さい。かなりの頻度で再発しますので。
まずは動物病院で診断を受け下さい。

３月２８日のプー太郎さんへ
動物病院は犬猫しか治せないのか？　とのご質問ですが、現状
ではそのように受け取られていただいた方がトラブルはないと
考えております。
私が学生時代には内科の先生から、豚は５００円、鶏は５０円
以上治療費をかけるな、と教わりました。それ以上の治療費は
農家に負担をかけるだけであり、農家にとって必要なのはいつ
出荷したら良いのかの冷静かつ客観的な判断なのだということ
でした。
現行の大学教育においても家畜中心の授業は、そう変わっては
いません。小鳥・ウサギ・ハムスター等の動物の診療は開業し
ている臨床獣医師個人の努力によって支えられています。犬猫
も同様の過程を経て来ているのです。もう少し時間がいただけ
たらと思います。
個人的には、チャボは文鳥・セキセイ・カナリア等よりも疾病
に関しては分かっていなくてならないと考えます。愛玩鶏とし
て飼育されることはごくごく自然なことです。

３月２９日のさちさんへ
プー太郎さん質問へのレスと重複しますね。
文鳥の診療ができますよという病院を探すようにして下さい。
小鳥のＢＢＳの方で病院情報をお聞きしてみて下さい。その際
には住所が不明ですと、レスが付けようがないので、書き込み
可能な範囲で書いておかれる方が良いでしょう。

３月２９日のにゃんこさんへ
スコテイシュホールドの軟骨形成障害ですが、最も理解しやす
いのが　あの耳の形状です。
あの特徴的な耳も軟骨形成障害のなせるわざです。
実際に問題になるのは、中手骨や指骨等の体幹部よりはなれた
部位の軟骨の形成障害により、四肢遠位部の発育障害と歩行障
害が起きてきます。根本的な治療方法はありません。
そこで、アメショーを初めとする近縁の猫達との交配によって
軟骨形成障害の遺伝子が発現しないように血を薄めていくので
す。これはスコテイシュホールドの品種の維持を図る上では重
要なことなのです。
純血のスコちゃん同士の繁殖は獣医師の目から見ると、あまり
望ましいものではありません。早く避妊・去勢をしてくれない
かなと思います。一般の愛猫家の方も雑種のスコちゃんで我慢
してくれるとよいのですが・・・。