にゃんこさんへ

やはり、ごく近縁間における繁殖でしたか。でもにゃんこさんの
スコティシュホールドには何の責任もないことですから、これか
らもかわいがってあげて下さいね。

軟骨の形成障害について私が聞き及んでいる範囲では、前足の方
が出現率が高いようです。診断された先生も四肢のレントゲンを
撮影されていると思いますが、発育期が終了するまでは定期的に
レントゲンを撮影された方が良いでしょう。
外科の得意な先生なら「骨切り術」で矯正を検討されるかもしれ
ませんが、本人にとっても飼い主にとっても大変なことです。
私なら鎮痛剤の処方ぐらいしかできないでしょうね。

栄養の方からは、あまり太らせないようにということと、Ｃａと
Ｐのバランスに注意して下さいという当たり障りのない回答しか
できません。これをあげたから、良くなるということはないと思
うのです。

あと、血液検査の結果ですが、どの範囲まで実施されたか不明で
すが、この疾病とは直接関係しないと思われます。
というのは、骨の成長板における造骨細胞の数が少ないのか、機
能が減退（細胞内酵素の働きも含めて）しているのか、私には分
からないからです。この疾病の本態を私は知り得ておりませんが、
形成書害である以上は、使用されないＣａやＰは体外に排泄され
てしまっていると推測しているのです。
＃　この辺のところは私も知りたいので、ご存じの方がいらしたら
　　フォロー願います。

尿の色は直接の関係はないのではないでしょうか。日常のつきあい
方については、同じ疾病の猫を飼育している方の方がより具体的な
アドバイスがいただけると思います。猫ＢＢＳの方でお聞きしてみ
てはいかがでしょう。