目の前で吐く猫ちゃんを見て心配になられたのでしょうね。
でもね、猫ってほんとうによく吐く動物なんですよ。実は・・・
食べた直後に食べたものをそのまんまゲロッと吐いてみたり・・・
苦しそうに身をよじって胃液を吐いたり。。（ごめんなさい、リアルで）
吐いてもその後けろっとしているなら心配はいらないと思いますよ。
病気で吐く場合はもっと頻繁だし、吐いたものに血が混じっていたり、他に全身状態もよくないはずです。
ぐったりしてる、食べない、遊ばない、下痢をしている・・・そして吐く、といった具合に。。

そろそろネコたちの換毛期です。いつも以上に毛がたくさん抜けるようになります。
その抜けた毛を猫はきれいにグルーミングして舐めてしまうのです。
お腹に入った毛はどうなるかというと、たいていはウンチと一緒に出ますが
喉の気管の奥に絡まったり、お腹の中にたまってくると猫はそれを吐き出そうとします。
そして吐くわけです。
お腹にたまった毛球がそのまんま大きな固まりになって排出されないと
手術が必要なほどの重病になることがありますから
猫が自力で吐いて毛を出そうとしているのは身体にはいいことなんですよ。
毛球をお腹の中で作らせないようにするお薬もあります。
あまり頻繁に吐いて、でも毛球が出てこないようなら獣医さんに相談してみて下さい。

よけいなお世話ですが、できればワクチンは打ってあげた方がいいですよ。
あっという間に死んでしまうような怖い病気から守ってあげることができますよ。