意見交換掲示板過去発言No.0000-199904-248
おん太くんのお母さんへ |
投稿日 1999年4月29日(木)02時20分 パールちゃん
私が幼稚園くらいの子供だった頃、 飼い始めたばかりの子犬が家の近くで交通事故にあい、死にました。 轢いてしまったドライバーは亡骸を抱いて家々を回ったのちに 我が家を探し当てたようで、 何度も何度も詫びを言い、後日また挨拶に来てくれました。 そして、それからン十年たった3年前。 1歳5ヶ月の犬が私の不注意から道に飛び出し、 轢かれてしまいました。即死でした。 車は急ブレーキの音だけを残して、走り去りました。 子供だった頃は「死」の意味がわからず、 ただただ「お嬢ちゃん、ごめんね」と優しい言葉をかけてくれたという思い出があるだけです。 大人になってからの愛犬の事故は、自分の不注意を悔やみ、 轢いて、そのうえ逃げた人を憎みました。 でも、おん太くんのお母さんの書き込みを読み、目からウロコが落ちた思いです。 私は、轢いてしまった人にイヤな思いをさせたのだということに、 今まで気づきませんでした。 もっと早くこのことに気がついていれば、ペットロスに陥ることもなかったかもしれません。 ペットロスは悲しみや後悔だけが原因ではなく、 恨みや憎しみが加わることによって、より複雑になってしまうものです。 人に迷惑をかけるような飼い方をしてはならない、ということを 改めて感じました。 * おん太くんの回復を心から祈っています。 |
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