獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-199904-43

マルチレスです。
投稿日 1999年4月6日(火)22時14分 ムクムク

Re:子ウサギの死因
4月5日発言のキチさんへ

 基本的には死後解剖しなければ死因は判明しません。
 腹部の膨大も死因かもしれませんが、死後の変化かもしれません。
 死因と考えると、腸にガスがたまる疾病が疑われます。
 腸閉塞、腸捻転・胃捻転などがガスがたまることの多い疾病です。

Re:獣医師になりたい
4月5日発言のKAHORIさんへ

 私は農業高校の畜産科だったのですが、普通科のカリキュラムに比べ
 れば受験に不利で、当時英語と生物と論文で受験できた学校を志望しま
 した。一浪で合格したのですが、ちょっとまいったなーと感じたのは、
 数学の推定や統計でした。 生命科学には必修科目です。
 でも、それなりの参考書もありましたし、結局一番好きな科目になって
 しまいました。 入ってからの苦労なんて、やる気さえあればあまり心配
 ないと思います。

Re:うちの猫は水をガブガブ飲みます
4月5日発言のこももさんへ

 主要症状を基礎にした猫の臨床(DAIRYMAN)によりますと健康な猫の
 飲水量は1日あたり100ml/kg、排尿量は50ml/kg以下となっています。
 参考にしてください。

Re:インコについて教えてください。
4月2日発言のみーさんへ

 12月冬至を過ぎると、無精卵の相談が増えます。
 日照時間が長くなり、産卵が促される性だと考えています。
 また、それに伴って卵秘などの来院も増えます。
 まず、餌を発情を促すような高栄養(高カロリー)でないかチェックして
 ください。 次に日没後は早い目に覆いをかけてください。
 ただ、無精卵はある程度は生理的でもありますので決定打にかけます。

Re:皆さんの意見を聞かせてください
4月1日発言のチビコップさんへ

 私はカルテにフレンドリィーであるとか攻撃的、神経質であるとか動物の
 個性を書いておきます。 特にかみついてくる犬では、やはりそのように
 書いておき、次の診療の際に注意します。
 バカと言うのは使ったことないですが、適切ではないですね。
 「OBK」という略語ははじめて見ましたので、一般的ではないと思います。

Re:なんだか様子がおかしいみたいです。
3月31日発言の裕子さんへ

 お尻が濡れているのは、下痢、子宮蓄膿症などが疑われます。
 その後いかがでしょうか。 あまり改善しないようでしたら、もう一度
 行かれた方がいいと思います。

Re:咳が止まらないのです。
3月31日発言の宇野さんへ

 子犬特有の咳を主徴とする疾病ではケンネルコフ(伝染性気管気管支炎)が
 あります。
 これはあまり深刻な症状に進まないことも多いのですが、似たような症状で
 ジステンパーといわれる重い伝染病の場合も場合もあります。
 咳が続くようでしたら、動物病院に連れていってあげてください。

Re:オカメインコ・ボタンインコについて教えてください。
3月31日発言のかずなさんへ

 産卵後もお腹が何となく大きいようでしたら、卵秘の疑いがありますので
 鳥の診療を得意とする動物病院で診てもらってください。
 嘔吐はやはり吐き戻しの可能性があるように思いますが、何度もそ嚢の
 検査をして始めて原因が分かることもありますので、継続するようで
 したら、時々診てもらってください。
 嘴はよくわかりません。
 神戸市西区・垂水区・須磨区で鳥の診療でお薦めのある方、かずなさんへ
 メールしてあげてください。

Re:うちの文鳥まるちゃん
3月31日発言のえりさんへ

 よく鳥の爪を血管の走行を目途に切られている方がいらっしゃいますが、
 鳥の爪は止まり木をつかむ重要な器官で、鳥は夜眠っているときも止ま
 り木に捕まっているわけですから、切りすぎはいいことは何もありません。
 止まり木をつかめる程度は残さなければなりません。
 出血が止まったようでしたら心配ないと思いますが、まれにばい菌が入り
 指が炎症を起こすこともありますので、爪や指の色がおかしいようでしたら
 動物病院で診てもらってください。

Re:セキセイインコの鼻水とカットルボン
3月31日発言の私はまぐろさんへ

 インコのくしゃみは、単なる鼻炎のこともありますが、オウム病を含めて
 各種の感染症の場合もあります。
 カットルボーンは柔らかい面とかたい面がありますので、柔らかい面を
 向けておけば嘴の摩耗の問題はないと考えます。

◆獣医師広報板サポーター◆
獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

サポーター:新日本カレンダー株式会社ペピイ事業部様のリンクバナー

サポーター:ペットコミュニケーションズ株式会社様のリンクバナー

サポーター:ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

◆獣医師広報板メニュー
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーター広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンクサポーター募集ボランティアスタッフ募集プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。

Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved
許可なく転載を禁じます。
「獣医師広報板」は商標登録(4476083号)されています。