意見交換掲示板過去発言No.0000-199904-73
マルチレスです。 |
投稿日 1999年4月9日(金)15時07分 プロキオン
狂犬病の予防接種が始まっているので、あまり出てこれませんが。 4月7日のまりちゃんへ フェレットの下痢ですが、「緑色のゼラチン様の便」というのが 少し気になります。緑色ウイルス感染症(俗名です)も疑えるか もしれません。現在治療されている先生と相談してみて下さい。 フェレットの場合は、緑色というのは消化管の通過時間を反映し たものだと聞いています。 この疾病については、埼玉の岡先生のページで知りました。感染 率は高いようですが、処置さえ適正であれば死亡率はそれ程でも ないようです。 4月8日のももさんへ ウスユキバトの嘴ですが、変形している程度がわかりませんので レスしようがないのですが、本人が実際のところどの程度餌を食 べているのか確認してみて下さい。 少しずつでも採食しているようなら、あまり気になさらなくても 良いかと思います。ぜんぜん食べることができないようなら、嘴 を整形してやる必要が生じてきます。この場合も いきなり切る よりは少しずつヤスリで削る方がいいように思います。 嘴がとれてしまったセキセイでも最初はさし餌が必要ですが、慣 れてくると自力で食べられるようになるようです。 4月8日の太郎さんへ 田口先生のレスで言い尽くされているように思います。 昨年、こちらで副作用について提言されたDr.クマヒゲもフィ プロニルで脂肪腫ができるという話はされていなかったと思いま す。私も関連性はあまりないと考えています。 4月8日のメリさんへ ウサギの毛球症ですが、手術による毛球の除去にあまり過度の期 待をされない方がよろしいかと思います。手術は最後の選択枝だ と考えて下さい。 これは、「毛球が原因ではなく結果」だということなのです。普 通ウサギの消化管内には少量の被毛は存在するのです、これが消 化管機能の減退で排泄できなくなった結果が 疾病としての毛球 症なのです。マッサージや内科的治療で効果が認められないとい う状態はあまり良い状態ではありません。この状態における手術 は患者本人に対する侵襲もけっして小さいものではありません。 手術手技そのものは、そう難度が高いとは思いませんが、リスク はそれなりにあると理解して下さい。 あと、「盲腸」は内臓や組織の名称ですから、疾病名として使用 されるとどのような状態なのか理解できません。 盲腸炎、盲腸の鼓張症、盲腸コクシジウム、盲腸の機能減退等 判然としません。説明をされた先生にも責任はあるかもしれませ んが、もう少し具体的にお聞きしておかれた方が良かったかもし れません。 |
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