意見交換掲示板過去発言No.0000-199905-116
マルチレス |
投稿日 1999年5月12日(水)15時44分 プロキオン
5月11日のぴいちゃんさんへ 文鳥が元気がないとのことで、ムクムク先生よりレスがついていま すが、私も同じです。お住まいがどちらか不明ですが、私の周囲で は換羽(とや)の始まった文鳥もいますし、平均的な時期としても さほど早いとは思いません。 思うように動けない(飛べない)のでおとなしいのか、具合が悪く てなのかは実際に見てみないと判断できないのは誰も同じです。病 院へいくか否かは本人を目の前にしている飼い主さんが判断しなく てはなりません。 5月11日の鈴さんへ 書き込みからの判断ですが、私の意見は「鶏専門獣医さん」とは少 し異なります。 鼻に骨からの腫瘍ができて、それが化膿している(自壊)と受け取 りました。 鼻腔内に形成された腫瘍はどちらかというと悪性であることが多く 顔形も変形し、自壊してくると猛烈な臭気をだして、飼い主さんも 見ていてつらいものがあると思います。骨組織あるいは軟骨由来と いうことであれば、腫瘍の種類も絞られてくるように思います。 外科的な処置が望めないようであれば、腫瘍の種類に応じた化学療 法をとられたらよいのではないでしょうか? この点については主 治医の先生はなんとおっしゃられているのでしょうか。 化学療法も望まれないということであれば、現在の処置に加えるこ とができるのは鎮痛剤ぐらいかもしれません。 5月12日のモルさんへ 文鳥が攻撃的とのことですが、この文鳥は手乗りということでしょ うか? 手乗りだったとするとこういうことはまれではありません。 だいたいは飼い主さんとのコミュニケーションに起因することが多 いようです。 小鳥自身も成長しており、縄張り意識やかまってもらいたいという 欲求そして発情などが重なって気が荒くなるようです。 手乗りでないのでしたら、発情や繁殖のシーズンは鳥達だけにして あまりかまわない方が良いでしょう。 これは、昔文鳥だけで30羽ほど飼育していた経験からです。 5月12日のmomoさんへ ウサギの避妊手術ですが、これで予防できる腫瘍というのは「乳腺 腫」のことを言っておられるのだと推測していますが、これには否 定的な意見もありますので、それは承知しておいて下さい。対象動 物によって悪性の乳腺腫の発生頻度が異なるのです。ウサギでは避 妊手術は犬猫ほどに症例を積んでおりませんので、臨床医としては 確認しようがないのです。私自身もウサギで悪性の乳腺腫に遭遇し たことはありません。あくまでも一般論とお考え下さい。 # この点については某ウサギで有名な先生がデータを収集してお りましたので、その内何かが分かるかもしれません。 手術そのものは、腹腔内に脂肪の蓄積量が多いので大型犬よりも手 がかかるかもしれません。 手術時の麻酔で痛み云々という話は、私にはちょっと理解できませ ん。ウサギは痛みに敏感な個体が多いので、あらかじめ鎮痛剤は投 与するのが自然だと考えています。直接注射麻酔するのも、ガスだ けで導入するのも、方法的にそれでいけないわけではないのですが、 痛みという概念だけで比較対象することに無理があるように思いま す。 momoさんが、注射そのものの痛みについて言っているのであれ ば、これは手術そのものをしない方が良いでしょう。手術中は麻酔 がありますからともかくとして、麻酔が切れた後はの痛みは注射よ り痛いと思いますよ。ただし、手術後の痛みはウサギにとって耐え 難いと言うほどのものでもないようです。 |
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