意見交換掲示板過去発言No.0000-199905-169
RE、発言してもいいのでしょうか |
投稿日 1999年5月16日(日)11時51分 田口正行
獣医の田口です。 外耳炎の治療で、二次的に中耳障害を起こす可能性はどの病院でもありうる事だと思います。 外耳炎を強く起こしている患者さんでは、来院時にすでに炎症によって鼓膜が破けてしまっている場合もあります。通常この時には(特にねこさんでは)痛みや分泌物で耳鏡検査をしにくい状態のことがあります。 ですから、治療に用いた薬液や、点耳によってやわらかくなった耳の分泌物が鼓室内に入ってしまうことはありえます。こうなると当然斜頚などの中耳炎としての症状を現してきます。 僕には、問題なのはこの状態になってしまった猫さんの飼い主さんをあおり立てるようなことを説明した?先生のような気がしますが、、、 また医療トラブルを起こした動物病院の実名を公表することについてはこの場では控えた方がいいかと思います。 |
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