意見交換掲示板 1999年5月10日(月)21時32分

久しぶりにレスします、獣医の田口です。
院内感染についてですが、けいこさんが現在かかっている先生は良心的な先生だと思います。
通常、手術後に問題があって院内感染の可能性が高くてもそれを認める先生は少ないと思います。
また不潔な病院なので院内感染を起こしてしまったかというと、全くそんなことはありません。
院内の掃除のレベルと消毒のレベルは違います（汚い病院は論外ですが、、）。
猫の伝染病では空気感染を起こすものがあり、かなり神経を使わないと院内感染を起こしてしまうことはありえます。

現在受診されている先生を信頼して、いろいろ相談をしてみると落ち着くような気がしますが、、。

追：避妊手術の皮膚切開の大きさは各病院の先生によって異なります。
一概に小さい傷が名医の印とはなりません。皮膚切開を大きく取ることで卵巣や子宮を無理に引っ張らなくてもすむし、手術時の危険性も少なくなります。
逆に皮膚切開が小さいと手術時間が短縮できるし、術後の回復も早いように思います。
問題は手術後に細菌感染を起こすような手術をしていないかだと思います。

獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

$サポーター：ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー$

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーターや広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)、
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンク・サポーター募集・ボランティアスタッフ募集・プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。 @mukumuku_vetsさんをフォロー