獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-199906-41

りいさん>Bettyさん>保定について…
投稿日 1999年6月3日(木)10時10分 楓

ただのネコ飼いの楓です。(ネコに飼われいてる楓、といった方が正しいような…苦笑)
泰蔵君、かわいい名前ですね。誰かのギャグを思い出してしまった…
まずお尋ねしたいことが…今のお住まいはペット可ですか?
マンションなどの契約でペット可となっていても、頭数に制限がある場合もありますので一度確認してくださいね。
新しい子猫を増やすのは簡単です。でももし増やしたことが原因で引っ越ししなくてはいけなくなると非常に負担が大きいですから…すべてのことに。
昼間留守にされることが多くて…そしてネコを増やせる環境であるならもう1匹飼われる事をおすすめします。それも、泰蔵君がなるべく子猫のうちに…
まだ6ヶ月であれば、どんなに独占欲が強くて最初新しいネコに対して嫉妬心をむき出しにしたとしても、せいぜい1週間でかたが付くと思います。
たとえ新人さんが年上であったとしてもネコのルールはとても明確で先住さんが一番偉い!に落ち着くのです。
ネコって不思議な動物です。犬のようにリーダーを決めて群で行動することはできないくせにあんまり孤独すぎても駄目みたい…
もし泰蔵君が10歳にもなっていたら、新しいネコと馴染むまではかなり努力を要するかも知れないけど、まだ6ヶ月。
もし増やせる環境ならもう1匹、お友達を入れてあげてるのいいかなぁ〜と思いますよ。
もしよろしければネコBBSにも遊びに来てくださいね♪

Bettyさん>あのね、信頼できるブリーダーさんなんていないと思った方がいいよ。
なぜって扱っているものは生もの:生き物だから…
どんなにブリーダーさんが神経を使って、予防に努めても小さなストレスだけでも病気になるのが子犬・子猫…
新しい家に行く、これは非常に大きなストレスです。
だから、どんなにきちんと飼われていても何が起こるかはわからない、って思った方がいいですよ。
特に今度飼われる子犬はまだ生後1ヶ月を過ぎたばかり?
いくらパルボワクチンを打ってくださっていても、母親の移行免疫が切れていなければなんの役にも立ちません。
で、多分まだ切れてないでしょうね、その時期なら…
可能ならば2匹を別の部屋に隔離して、それぞれまず自分の信頼できる獣医さんに検便や健康診断をしていただく。
そしてあらためて飼い方についての注意を伺う。どちらにしてもあまり小さすぎる子犬を母親から離すのは非常にリスクの大きいものだと覚悟してください。
ご自分の責任で飼うと決めたなら、一度家に来た子に何かあってもそれは自分にかかってくるもの…
というのは、私個人的な意見ですが…

保定について…
基本的にパールちゃんの意見に賛成です。その獣医さんの考え方にもよるけれど、飼い主さんが押さえられるのであればそれがベストだと思います。
ただね、昔自分の息子が(人間の方です。苦笑)赤ん坊の時に、自家中毒を起こして嘔吐を繰り返したので救急病院へ運び込んだら入院が必要だと云うことで点滴をうたれた。
当時1歳半くらいの息子は信じられないような力で暴れて抵抗し、最初は私が押さえていたんだけど、自分で怖くなってオロオロしてきて…そしたら先生が「お母さんは外にでてください!」って怒られて廊下に出されてしまった。
診察室では息子の泣き叫ぶ声…外でオロオロしているとものの2分も経たないうちに処置が終わり入室を許されました。
あまりにも感情移入してしまうときは先生やAHTさんにお任せした方が、患者さんの負担も軽いかも知れない。。。そんなときもあります。
だから臨機応変に、こうしなくちゃいけない、こうでなければ、って思わない方がいいんじゃないかなぁ?


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