獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-199907-175

心肥大(心臓の障害)と心不全について、
投稿日 1999年7月16日(金)19時16分 田口正行

前回のレスでもしかしたらいい足りなかったかも知れませんので付け加えさせてください。
右心肥大と右心不全とは異なります。
心臓に肥大や障害が見られていても体で代償している内には症状は出ません。
心臓病があって症状を伴ってしまっているものが心不全という状態になります。
Mダックスさんでは現在は体の代償機能が働いている状態ではありませんか?
僕は強心剤の投与については診断が確定していないことと、心不全状態でないようであれば行わない方がいいと考えています。

また手術、とくに腫瘍の外科については早期に手術を行うことがいいのはもちろんですが、手術についての理解が足りなくて家族の方が後々後悔するようであれば僕は手術を焦ることは無いと考えています。
基本は獣医師と飼い主や患者さんとの信頼関係ですが、これがうまく築けていない内に慌てて手術を強制してしまうことは確かにありますが、何か問題が発生したときに感情的なもつれに発展する危険性もあるので僕はかならず飼い主さんにも逃げ道を準備してあげますが、、、


◆獣医師広報板サポーター◆
獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

サポーター:新日本カレンダー株式会社ペピイ事業部様のリンクバナー

サポーター:ペットコミュニケーションズ株式会社様のリンクバナー

サポーター:ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー

サポーター:日本ベェツ・グループ 三鷹獣医科グループ&新座獣医科グループ 小宮山典寛様のリンクバナー

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

◆獣医師広報板メニュー
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーター広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンクサポーター募集ボランティアスタッフ募集プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。

Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved
許可なく転載を禁じます。
「獣医師広報板」は商標登録(4476083号)されています。