意見交換掲示板過去発言No.0000-199910-117
RE コンドロイチンについて |
投稿日 1999年10月14日(木)18時34分 田口正行
コンドロイチンや、グルコサミンなどは最近、関節疾患に対する内服薬として使用されて来ている薬です。 効能は速効性を期待するよりも効果の発現は少し遅いが安全性の高い薬として使用されているものと僕は理解しています。 コンドロイチンが関節疾患に対して効果があるのは変性性の関節疾患ではヒアリン軟骨の前駆体やその構成成分の要求量が正常な状態にくらべて増加している(示唆されていますが、立証はされていません)こと。 経口で投与されたコンドロイチンは腸管から幾らかは吸収される。 事などが根拠になっています。 また、実際に関節疾患に使用してみると良好な反応がみられることも多くあります。 副反応の心配がそれ程無いこともありますから、取りあえず関節疾患があるのであれば使ってしまってもいいかもしれません。 (副作用については、犬に対して500mgのコンドロイチンを一年間経口投与して副作用が認められなかったとの報告があります) |
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