意見交換掲示板過去発言No.0000-199910-145
須田さんへ |
投稿日 1999年10月16日(土)22時46分 ケンケン
はじめまして。セキセイ飼いのケンケンと申します。獣医ではありませんが参考になれば幸いです。 はっきり言うと、卵を生みすぎです。すぐに産卵をとめて、体力をつけてあげてください。 巣箱は鳥にとって住居ではありません。繁殖を目的としてカゴ内に設置するものですので、巣箱があれば卵を生んでしまうのは当然のことと言えるでしょう。産卵を止めるには巣箱を撤去するのが第一です。それで産卵がとまれば問題無いですが、稀に餌箱や床に産んでしまうコもいるそうなので、巣箱を撤去したあともどこかで産卵してしまうようならカゴ内の環境を変えたり(オモチャなども撤去)、カゴの置き場所を変えるなどして気を紛らわせてあげてください。 また、一度産卵が始まってしまった場合は数がそろい、産卵がストップするまではそのままにしてあげてください。大抵は一日置きに産み、多くても8コ位で止まるようです。途中で卵を取り上げると数がそろうようにと、どんどん産み続けます。 卵を産むと、親鳥は体力を消耗します。産んだら産んだ分だけの栄養を補給してあげてください。ペレットを主食として飼育していれば問題無いですが、種子(いわゆるカラ付、ムキエサなどの類)を主食としているなら、今後は毎日ボレー粉(無添加のもの)と野菜を(かぼちゃ、さつまいも、ブロッコリー、キャベツ、コマツナなどを生で)与え、飲み水には40ミリリットルに対し、人間の乳児用ビタミン剤シロップ(ポポンSがおすすめ)を1〜2滴ほど添加したものを与えてください。 ちなみに、卵を産み続けると、単に体力を消耗するだけでなく、卵巣、卵管などに障害がでてきます。今後、下腹部に異常(腫れてきたとか、気にしている様子など)が見られたら、すぐに鳥を診れる獣医さんに連れて行ってあげてください。 通常、5歳というと「高齢」の仲間入りにされてしまいがちですが、まだまだ先は長いですのでがんばってください。 http://www2.justnet.ne.jp/~maki/WELCOME.HTM |
|
|
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」 ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴) サポーターや広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)、 多くの人々に支えられています。 獣医師広報板へのリンク・サポーター募集・ボランティアスタッフ募集・プライバシーポリシー 獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。 @mukumuku_vetsさんをフォロー
Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved |