意見交換掲示板過去発言No.0000-199911-183
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投稿日 1999年11月25日(木)12時20分 プロキオン
11月23日の ジョンさんへ 異嗜性の子の躾ですが、どのようにと聞かれても異物を口に 入れさせないように という返事にしかなりませんよ。 まずは本人が1人でいるときにその周囲に口に入れられて困 るものは置かない、遊んであげる時も最後には遊具を取り上 げる。散歩の際も拾い食いを許さないということです。 これらは何も特別なことではありません。あたりまえの躾で す。リーダーである飼い主が犬を制止できないことの方に問 題があるのかもしれませんね。 口輪は常時付けておくものではありませんので、私も賛成で きません。 11月23日の いばっちさんへ 小鳥を室内に放しているときは、決して目を離してはいけま せん。これはとても大切なことです。 かなりのショックを受けていると思いますので、暗く暖かい ところで安静にすることです。診断や治療は鳥が落ちついて からです。 塗り薬(漢方薬?)は小鳥には不適です。使用は控えた方が 良いと思います。 と言っても、すでに日にちがたっているか? 11月23日の かもめさんへ やはり歯から来ていましたか。 ただ、こちらの病気も容易なことではありませんよ。本当に しつこいですから、根気よく治療を続けて下さい。 11月23日の FUKUさんへ 避妊手術後の死亡ですが、術後3日なら「直接死」の範疇に 入ると考えられます。手術された先生が「肺炎」とおっしゃ られているようですが、手術が原因で肺炎に罹ったのか、肺 炎に罹っていた猫に手術を実施してしまったのかという問題 にもなってきます。 担当医の説明では分からないとのことですが、カルテの開示 を求めるという手法もありますが、原因が推定できるような ことが記載されているとは限りません。これは医療裁判でよ く証人として意見を求められたことのある先生がおっしゃら れていました。裁判所がカルテを押さえても何も書かれてお らず、意見の具申ができないということが多いのだそうです。 当面は、当事者同士で話を進めていくしかないように思いま す。獣医師を選ぶのも日頃から患者とどのように接している か、疾病についてキチンと説明してくれるかは大事だと考え ます。 臨床医として、あえて発言させて頂くのなら、100%安全 と自信をもっていえる手術は実施したことはありません。ど のように健康そうに見えても100%の安全は保証できませ ん。残念なことですが、避妊手術における死亡例も実際に聞 いたことがあります。 11月24日の hinoさんへ 慢性の外耳炎を患っており、外科手術の適応と言われている わけですね。 これは私の経験からですが、他の病院で2月かかっても治ら ずに転院してきた症例がありました。他の病院で治らなかっ たということと、診察しても大したこともなさそうだったの で張り切って治療したのですが、これが容易に治癒してくれ ませんでした。結局入院させて観察したところ、彼女のある 癖に気がつきました。これをやめさせたところ、1週間かか らずに治ってしまいました。 この症例をそのまま当てはめるわけにはいきませんが、難治 性ということであれば、セカンドオピニオンで他の先生の意 見を聞いてみるのも必要なことかもしれません。手術はそれ からでもできると思います。 ただし、神経質で入院できないというのは、ちょっといただ けません。私の病院でも獣医師が犬に咬まれて血を流してい るのに笑っている飼い主さんもいます。こういう方の飼育し ている犬は入院をお断りしています。 本当に手術しか方法がないのであれば、入院は必要な処置で す。飼い主は入院可能なようにしつけておく必要があると思 いますよ。 11月25日の ありさんへ ACE阻害剤は心臓病にかなり有効なお薬です。心臓にかか る負担を相当軽減してくれます。 例え15歳という年齢であっても、むしろ高齢であるからこ そ服用して欲しいと私は考えます。 むろん、服用させるか否かの決定権は ありさんにあります。 でも、薬を服用させにくいというのは理由にしてほしくあり ません。 11月25日の みーたさんへ 事故でみーたさんのところのようになった猫は、少なくあり ません。多くの場合、私も断尾という処置をとってきました。 でも、切らずに済んだ猫もいますよ。 こちらの場合は、条件に恵まれていないとならないわけです が。どこでどのように離断しているのか詳細がわからないと ね。主治医の先生とお話をもう少しつめて見て下さい。 残せる可能性がないのなら、断尾は早い方が良いと思います。 |
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