獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-199912-32

ナディアさんへ
投稿日 1999年12月6日(月)12時05分 プロキオン

DMへの返信メールを発想直前にシステムエラーが発生し、
メールも宛先も紛失してしまいましたので、こちらにて。

「乳び胸」は腸壁から吸収された脂肪球を含む真性とあたか
も乳びのようにみえる仮性とがあります。
原因が特定されていれば、そちらの処置が優先されますが、
場所柄から胸管の傷を外科的に修復せずに自然に治癒するの
をまつことも良く選択されます。
現在、主治医の先生はこの方針をとられているようですので
私もこのまま経過をみると思います。

ただし、胸管からの漏出が腫瘍のようなものの圧迫による場
合は待っていても、止まることはありませんので、こちらの
確認は済んでいますでしょうか?

呼吸困難が出ていなければ、そう心配はいらないと思います
ので、定期的に病院で乳びの貯留状況を確認されると良いと
思います。

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